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2021.09.10
知財ニュース
米電気自動車メーカー・テスラが人型ロボット「Tesla Bot」を発表、自動運転車と同じ人工知能を搭載
米電気自動車(EV)メーカー「Tesla(テスラ)」は、米国時間8月19日、同社の自動運転車と同じ人工知能(AI)を搭載した人型ロボット「Tesla Bot」を発表した。
Tesla Botはまだスペックが示されたのみで開発はこれからという状況だが、具体的にはオートパイロットカメラや完全自動運転用コンピュータなどを搭載する計画だ。その他、シミュレーションツールやAIトレーニングツールなども活用するとのこと。今回の発表の中では、Tesla Botと同じ装いのダンサーがユニークなダンスを演じて会場を盛り上げた。
高さは5フィート8インチ(約173cm)、重さは125ポンド(約57kg)で、移動速度は時速5マイル(約8km)となっている。可搬質量は45ポンド(約20kg)だとしている。
テスラの最高経営責任者(CEO)であるElon Musk氏は、Tesla Botの目的として「人間のために世界をナビゲートし、危険な作業や反復的で退屈な作業を排除することだ」と話し、「2022年内のどこかでプロトタイプが完成する見込みだ」と今後の展望を述べた。
2022年以降、Tesla Botの日本での発売や導入はあるのか、楽しみにしつつ注視していきたい。
Top Image :©Tesla