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2023.03.31
知財ニュース
廃校をリノベーション、千葉最大級のグランピングリゾート施設「TACO GLAMP "THE MEXICO"」がオープン─サウナやナイトプールも

「地域の課題をリゾートで解決する」を理念に掲げる株式会社HAMIRUは2023年3月7日、千葉県香取郡多古町に廃校をリノベーションした千葉県最大級のグランピングリゾート施設「TACO GLAMP "THE MEXICO"」をグランドオープンした。
「TACO GLAMP "THE MEXICO"」は、145年の歴史を持ち、2020年3月に廃校になった旧常磐小学校をリノベーションした千葉県最大級のリゾート施設。3万㎡の広大な敷地に、校舎・体育館・プール・校庭・野球場がある。
グランピング場には、3種類のテントとトレーラーハウス、合計23棟の宿泊施設があり、全サイト電源付きのオートキャンプ場は、1区画100㎡のサイトが22サイト、200㎡の広々サイトが6サイトの全28サイト。食事は各宿泊テントに隣接したBBQハウスで本格的なBBQを体験できるほか、ナイトプールやバレルサウナ、ナイトバーも設置されている。
千葉県香取郡多古町は「2022年版 第10回住みたい田舎ベストランキング」(宝島社『田舎暮らしの本』2022年2月号)で首都圏エリア3位になった注目の町。成田空港から車で約30分で移動可能なほか、米の作付面積当たりの収穫量が日本1位で豊かな自然に恵まれている。こども園と小中学校の待機児童0、給食費0、大学生まで医療費0など、子育て支援策も充実している。
しかし、同町はまだまだ知名度が低く、人口は1950年から減り続け、過去20年で合計3校が廃校になった。同社では、「TACO GLAMP "THE MEXICO"」をきっかけに、多古町に「宿泊型」観光入込客数の増加や、地域資源の活⽤、地域雇⽤の創出などの新しい需要を生み出したいとしている。
2021年4月には、千葉県市原市の廃校を開発して「高滝湖グランピングリゾート」を開業し、年間2万人以上の集客に成功している同社。今後は、地元民が誇りを持ち、利用客が何度も足を運びたくなる空間作りを目指すとのこと。
■宿泊施設の詳細
・ドームテント:メキシコテイストのポップな室内
・カルパテント:コットン製テント
・クリアドームテント:ドームの前面がクリアで非日常を体感できる
・ペットと泊まれるドームテント/トレーラーハウス:ドッグラン付き
「TACO GLAMP "THE MEXICO"」公式サイト
Top Image : © 株式会社 HAMIRU