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2021.10.06
知財ニュース
ハーマンミラー、アーロンチェアをサスティナブルに改良─全製品に海洋プラスチックを使用する計画
ファニチャーブランドのハーマンミラーは2021年9月に同社を代表するワークチェア「Aeron Chair(アーロンチェア)」の全製品に海洋プラスチックを使用する計画を発表した。
原材料となる海洋プラスチックは、現状、インドとインドネシアから調達されたもので、主にペットボトルや釣り具などが多い。それを粉砕・洗浄してペレット化し、最後には製品化するという仕組みだ。
この取り組みによって、アーロンチェアは一脚あたり226.8g以上もの海洋プラスチックを素材として使用することが可能となった。
ハーマンミラーは、アーロンチェアの原料の変更により、年間150トン以上のプラスチック(使い捨てペットボトル約1,500万本相当)から海を守ることができると想定している。
デザインや機能はそのままで、より地球環境に配慮したアーロンチェア。オフィスだけではなく、テレワークでの椅子選びに悩んでいる方にもおすすめしたい。
Top Image : ©HermanMiller