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2022.06.17

知財ニュース

微生物群が生ごみ処理を行う自動駆動の「スマートコンポスト」が登場、壁面をメディア面としても活用

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独自開発の微生物群「コムハム」を使用した生ごみ処理技術を提供する株式会社komhamは、生ごみの投入量や温室効果ガス排出量を観測し、ソーラー発電で自動駆動する「スマートコンポスト」を開発。2022年5月26日より、実機を使った実証の協力パートナーの募集を開始している。

「スマートコンポスト」は、AC電源や排水処理を必要とせず、ソーラー発電により自動駆動する独立型の生ごみ処理機だ。生ごみの高速処理を行う微生物群「コムハム」がより安定して生ごみを分解できる環境をスマートコンポスト内に整えた。管理者は、クラウドにアップロードされたデータから、生ごみ投入量、投入量から算出された想定温室効果ガス排出量、バッテリー残量など、利用情報を取得することができる仕様だ。

【製品概要】
サイズ : W 1012.40mm x H 1468.20mm x D 1137.70mm
本体重量 : 約200kg 
処理能力 : 最大10リットル / 日
測定・取得できるデータ : 生ごみ投入量 / 想定温室効果ガス排出量

街中や施設内に設置しても景観を損なわないデザインで「スマートコンポスト」を開発し、壁面をメディア面としても活用できるよう設計されている。「出稿した広告が温室効果ガス排出量削減に貢献したか定量的なデータでレポートしてほしい」、「街中に設置されたスマートコンポストに広告掲載し広告効果を狙いたい」、「カーボンニュートラル実現を目指した取り組みをサポートしたい」など、ビジネスのフィールドの垣根を越えた幅広いニーズに対応するとのこと。

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株式会社komhamは、「あらゆる人が 持続可能な選択をしたくなる未来をつくる 」をミッションに掲げ、生ごみを高速分解、減容する能力を持つ微生物群「コムハム」の研究や、その研究技術を用いて生ごみ処理における課題解決を行うバイオマスリサイクルシステムを提供している。研究における技術を応用したサービスや商品の開発を行い、だれもが意識せずとも環境にやさしい暮らしができるインフラ構築を目指す。 

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Top Image : ©︎ 株式会社 komham

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