News

2024.02.19

知財ニュース

日産自動車と赤ちゃん本舗、運転中の子守り支援ロボット「イルヨ」を開発─運転しながら赤ちゃんをあやせる

18863-418-a674026b10223f9c927f5223eb218d04-1063x598.png

株式会社赤ちゃん本舗は、日産自動車と協業で、運転中の子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」(以下、「イルヨ」)のコンセプトモデルを開発した。

1月31日の「イルヨ コンセプトモデル発表会」では、「イルヨ」が初お披露目され、イルヨの宣伝部長として南海キャンディーズ 山里亮太さんが登場。日産「ルークス」車内でイルヨのデモンストレーションを行なったほか、開発に携わった赤ちゃんや親とのトークセッションも実施された。

18863-419-dc5f15f63f5fb68cd6375166d43d996a-340x227.png

「イルヨ」は、後部座席のチャイルドシート横に設置するロボット「イルヨ」と、運転席横のドリンクホルダーに設置するロボット「ベビーイルヨ」の2体で構成される。

18863-418-ad7d6851b3f24465f832cf41ec35b739-693x390.png

ドライバーが自身の近くにあるベビーイルヨに特定の言葉を投げかけると、後部座席のイルヨが作動。手を振る動作や、「いないいない、ばあ」などの動きでチャイルドシートに座る赤ちゃんをあやす。

また、イルヨのカメラが赤ちゃんの表情を認識してベビーイルヨに伝達。ドライバーは、ベビーイルヨの目の開閉によって赤ちゃんが寝ているかどうかを把握できる仕組みになっている。

イルヨの開発は、ドライバーと子どもだけでのドライブ中の運転でも、安心してドライブできる車内環境づくりを目指して行われたもの。

両者が共同で行ったアンケート調査によると、6割以上がドライバーと子どものみでのドライブを週に1~2日以上経験していることが明らかになった。さらにドライバーと子どものみでのドライブ中の悩みとして、8割以上が「赤ちゃんが泣いた時にあやせない」と回答。

また、9割以上のドライバーが「後ろ向きチャイルドシートにより、赤ちゃんの様子がわからず不安」と回答していることも受け、両者では、チャイルドシートによる赤ちゃんの安全を確保しながら、親子が安心してドライブできる車内環境づくりを目指して解決策を構想。運転中の子守りを支援するロボット、イルヨの開発に至った。

18863-418-408a6d0023a8e73c8716899dbf9a033d-961x548.png

開発段階では北里大学医療衛生学部による実証実験も行われ、実際の親子が被験者となってドライブ中を想定した車内環境でイルヨの有用性を試験した。すると、赤ちゃんの9割が動作しているイルヨに注視することがわかり、「イルヨ」が赤ちゃんの関心を惹きつける効果があることが確認されたという。

また、「イルヨ」が作動することで、半数以上の赤ちゃんの感情がポジティブな方向へ改善されることも分かり、イルヨの「赤ちゃんをあやす性能」が実証された。

「イルヨ」のネーミングは、運転中に後部座席の赤ちゃんをあやす言葉の投げかけとして「◯◯ちゃん、いるよ。ここにいるよ」と、親が自身の存在を赤ちゃんに声かけする様子から着想したもの。

18863-418-408a6d0023a8e73c8716899dbf9a033d-961x548.png

カラーは3色で、メインカラーのレッドに加えて、ピンクとバニラを揃えた。実証実験を行なった北里大学医療衛生学部 准教授 川守田拓志氏からの「赤ちゃんの関心を惹き、かつ発達の早期に獲得する色として赤色が効果的」とのアドバイスを受けてメインカラーを選定。また、ビギニングファミリーをターゲットとしたルークスのカラーバーリエーションからイルヨにぴったりな、ピンクとバニラの淡い色彩がラインアップされたという。

イルヨはコンセプトモデルのため、一般販売等は現在予定されていないが、機能を体験できる機会として特別体験会を開催する。2024年2月3日(土)から2月4日(日)は日産グローバル本社ギャラリーにて、2024年2月10日(土)から2024年2月11日(日)はアカチャンホンポ ららぽーと横浜店にて実施される予定。

プレスリリースはこちら(1)(2)(3)

イルヨ 公式サイト

Top Image : © 株式会社 赤ちゃん本舗

広告