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2025.01.08
知財ニュース
中国浙江省、水陸両用の球体型ロボット「Rotunbot」の運用開始―警察のパトロールに導入
中国の杭州にあるテクノロジー企業が、球体型のロボット「Rotunbot」を開発した。
「Rotunbot」は、水陸両用の球体型ロボットだ。スムーズで柔軟な動きと簡単な制御を備えており、さまざまな路面に適用することができる。ロボットは高度な制御アルゴリズムを使用して、さまざまなシナリオで柔軟に動作できるとのこと。
GPS、カメラ、ソナーなどのさまざまなセンサーが搭載されており、パトロールや危険地域での緊急救助などのセキュリティタスクを実行できる。
静止状態でも移動状態でも転倒することがなく、移動プロセスがスムーズで低騒音だ。
「Rotunbot」は、中国浙江省温州市の警察のパトロールに導入され、デモンストレーションが行われた様子が動画で確認できる。ロボットは重さ125kg、時速はわずか2.5秒で30キロに達するのだという。また、この球体ロボットは、水星探査プロジェクトから着想を得たロボットとのことだ。
Top Image : © Rotunbot