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2022.11.16
知財ニュース
パナソニックとエレクトリックワークス、EV充電インフラのシェアリングサービス「everiwa Charger Share」を開始
パナソニックとエレクトリックワークス社は11月29日より、EV(電気自動車)チャージャーのシェアリングサービス「everiwa Charger Share(エブリワ・チャージャー・シェア)」を開始した。あわせて、EVチャージャーを設置するホストの募集を開始した。
「everiwa Charger Share」は、EV普及によるカーボンニュートラル推進を目指す上でボトルネックとなっている基礎充電インフラを整備するため、EVチャージャーを設置する「ホスト」とEVユーザーを繋ぐシェアリングプラットフォームを提供するサービス。みずほ銀行と共同開発した決済システム「everiwa wallet」と、損害保険ジャパンと共同開発したシェアリング保険を導入し、手軽で安心・安全なシェアリングサービスを実現している。
利用方法はシンプルで、ホストがアプリで簡単な登録を行い、設置したEVチャージャーに2次元コードのステッカーを貼り付けるだけで、特別なハードウェアや追加工事なしに充電スポットを設置可能。充電料金や予約枠を自由に設定できるため、目的に応じて柔軟に空いている駐車スペースの有効活用や集客、利用者の利便性向上に活用できる。また、EVユーザーは、アプリのマップから場所を検索し予約することで待ち時間なく簡単に充電スポットを確保できる。
なお、両社は、「everiwa Charger Share」の提供開始に伴い、新たなコミュニティ「everiwa(エブリワ)」を設立。充電インフラの整備を切り口に、カーボンニュートラルの実現を目指した新しいライフスタイル、ビジネススタイルを模索し広め、あらゆる企業・地域・生活者をつなぎ、共創を通じた新たな価値の創造を目指すという。
「everiwa」コミュニティは、この理念に賛同し、ともに発展させるパートナーである「エバンジェリスト」、「everiwa」のサービス運用を通じて、環境貢献と豊かな社会の実現を目指す「サービスパートナー」、everiwaのサービスを利用し、環境に配慮した持続可能なライフスタイルを実践していく「ユーザー」と共創の輪を拡大し構成する。「everiwa Charger Share」のさらなる発展・普及と、カーボンニュートラルの実現に向けた新たな価値の創造を進めていきたいとしている。
Top Image : © パナソニック 株式会社