News

2022.08.19

知財ニュース

特殊エアノズルで「見えない空気の壁」を作り出すデスクトップ型エアカーテン「HRD-200」を開発

HRD-200

小型・クリーンルーム用集塵機の総合メーカー、チコーエアテック株式会社が開発したHRD-200は、特殊エアノズルによるデスクトップ型エアカーテン。独自開発のエアノズルから吹き上がる空気が「見えない空気の壁」を作り出し、飛沫防止パネルやパーテーションなどの代わりにデーブルやカウンターに設置できる。

ノズルから吹き上がる空気が下から上への気流をつくり出し、空気中に浮遊する飛沫や呼気を気流により天井方向へと流す。「空気」と「気流」がバリアの役目を果たすため、飛沫が対面に届くのを抑制する。

テーブルやカウンターの下から天井へ、風が常に吹いている状態であるため、人の顔の高さに飛沫は滞留せず、窓や換気扇など喚起箇所への空気の流れをアシストするという。

poster cg harna 1

Mask group-4

また、「空気を動かすために必要な風」を起こせるのも強みで、風速が強すぎると、飛沫などは障害物に拡散するなどの弊害が発生するが、エアノズルから吹き出す風は、空気を動かす風速0.2m/secの静穏をベースに、エアノズルから50cm(※)の高さに0.6m/secの風を作り出すことで、空気の滞留しない安心な環境を提供するとのこと。

※座位における男性のテーブルから口元までの高さ

オフィスの打ち合わせデスク、飲食店のテーブル、受付やレジのカウンターなどでの利用を想定しており、全国の代理店・取扱店で見積もりや問い合わせを請け負っている。

HRD-200 公式ページはこちら

Top Image : ©︎ チコーエアテック 株式会社

広告