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2021.01.28

知財ニュース

一定時間で溶けるデザインミントタブレット「Minute Mint」が誕生

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リモートワークが推奨される昨今において、個人での時間管理の重要度が増しています。多くの人にとって、自宅でのオンオフの切り替えが課題となっているのではないでしょうか。

そうした状況の中で、時間に焦点を当てたミントタブレット「minute mint(ミニット ミント)」が発売されました。

開発したのは、クリエイティブスタジオのWhatever Inc.とUHA味覚糖株式会社、コクヨ株式会社の3社。パッケージに表示されている時間で溶けてなくなるようにデザインされている、新感覚のタイムスナックです。

いくつか違った時間とフレーバーをつくった方が、より「時間を計る」というコンセプトが明確になるのではないかと考え、最終的には2種類の時間=フレーバーのものを作ることに決めました。1:30のミント味と、3:00のレモン味です。この時間尺に関しては、ミントなのであんまり長く舐めるものないよねと話していた時、脳科学において人間の感情が収束するのに「90秒」必要だといわれていることを知り、じゃあそれをリフレッシュに必要な最小単位と決めようと考え、1分半と3分というバリエーションに行き着きました。

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上記は開発者である川村真司さん(Whatever Inc.)のnoteから引用した商品に関する記述。川村さんが着想を得たのはなんと10年以上前。最初はミントタブレットではなく1分毎に味が変わる飴玉の開発を構想していましたが、コストや保存方法等のあらゆる面から、飴玉よりも硬質で短時間で食べ切れるミントタブレットにアイデアをピボットしたそうです。そして3年前、UHA味覚糖株式会社とコクヨ株式会社がパートナーに。そこからさらに溶けるスピードのコントロールやパッケージ、フレーバー等、試行錯誤の末に実現したとのことです。

リフレッシュタイムを意図的に作り出すリモートワークのお供にも、ちょっとした待ち時間を彩るアイテムにもぴったりな「緩く、楽しく、おいしく計れる」タイムタブレット。コロナ禍において、口臭エチケットや職場でさっと食べるという用途で使われてきたミントタブレットの売上が低迷している中、わずか4日で初回生産分が完売したとのこと。ミントタブレットの新たな活用方法に、今後の錠菓市場の活性化も期待できるかもしれません。

開発者・川村真司さん(Whatever Inc.)のnote原文はこちら

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