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2025.11.26
知財ニュース
サムスン、最新のGalaxy Watch8シリーズに5秒で抗酸化指数を測定できる機能を搭載―肌のカロテノイド量を測定

サムスンは、「Samsung Galaxy Watchシリーズ」に皮膚中のカロテノイド量を推定し「抗酸化指数(Antioxidant Index)」を測定し、リアルタイムで健康状態を確認できる新機能を搭載した。
この機能は、Galaxy Watch8シリーズ(Galaxy Watch8/Watch8 Classic/Watch Ultra)でのみ利用できる。
飲酒、喫煙、紫外線への露出、ストレス、睡眠不足といった生活習慣は、細胞を傷つけ、老化を早めると考えらている体内の活性酸素を増加させて老化を加速させる要因となることがあるのだという。抗酸化物質は、活性酸素を中和する働きがあり、慢性疾患の予防や健康的な老化の促進が期待されている。
サムスンの最新の「Samsung Galaxy Watchシリーズ」にはこの抗酸化指数を測定できる機能が搭載されている。抗酸化指数を測定することで、現在の抗酸化状態や生活習慣がどのように影響しているかを確認でき、生活習慣がどのように健康に影響するのかを可視化することができる。
測定は、スマートウォッチの背面センサーに親指を5秒間置くだけで測定可能。どの指でも測定できるが、最も正確な結果を得るには親指を推奨している。また、肌の質感にばらつきがある場合、繰り返し測定すると正確な結果が得られないことがあるとのことだ。
センサーに親指を乗せると、業界初の高度なバイオアクティブセンサーを介してわずか5秒で、皮膚に蓄積されたカロテノイド(果物や野菜に含まれる天然抗酸化物質)を測定し、100点満点でスコア化する。
抗酸化指数が低い場合は、食事にニンジンやブロッコリー、オレンジなど彩り豊かな野菜や果物を取り入れるなどのヒントを提供してくれる。この機能で現在の食生活やライフスタイルの健康度を知ることができ、健康維持や疾病リスクの低減に役立てることができるとしている。
同社は、この機能以外にも健康をサポートするさまざまな機能を搭載している。これらの目的として同社は、より健康的な毎日を送るための習慣づくりをサポートすることだとしており、「こうした行動パターンや習慣の定着には時間がかかるものです。行動を積み重ね、変化が実感できるようになるには、ある程度の時間が必要ですが、その努力は価値のある成果につながります。」と述べている。
Top Image : © Samsung


