Adobe Researchチームは、米国時間2月28日、生成AIを使用した音楽生成・編集ツール「Project Music GenAI Control」を発表した。同ツールは、テキストプロンプトから数秒以内に音楽を生成できる。

テキストから音楽を生成できる機能は他の音楽生成AIにもあるが、同ツールの最大の特徴は、ワークフロー内で直接、楽曲の激しさやテンポ、構成、繰り返しなどの要素を調整できるという点。

さらに、楽曲のループやフェードアウト、長さの調整も可能だ。

Adobe ResearchのNicholas Bryan氏は、「新ツールは単なる音楽の生成だけではなく、『Photoshop』のように楽曲を形成、微調整、および編集できる機能も提供できる。音楽をピクセルレベルでコントロールできることが魅力」と述べている。

同ツールは、カリフォルニア大学サンディエゴ校やカーネギーメロン大学と共同でProject Music GenAI Controlを開発中のため、一般公開は未定。

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