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2022.05.30
知財ニュース
LEXUS DESIGN AWARD 2022、グランプリは認知症高齢者の記憶を呼び起こすリハビリ支援ツール「Rewind」が受賞

次世代を担うクリエイターの育成・支援を目的とした国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2022」において、57の国と地域から集まった1,726点の応募の中からポー・ユン・ルー氏の「Rewind(リワインド)」がグランプリを受賞した。
Rewindは、日常生活において慣れ親しんだ動作を、デジタルデバイスを用いて再現することで、認知症高齢者の記憶を呼び起こす一助とするリハビリテーション支援ツールだ。手に持ったデバイスによる動作が、ペアリングされたモニター上に視覚的・聴覚的なフィードバックとして反映され、記憶を呼び起こすきっかけとなるという。
本作品は、豊かな社会とより良い未来を創造するためにLEXUSが掲げる3つの基本原則「Anticipate(予見する)」、「Innovate(革新をもたらす)」、「Captivate(魅了する)」、そして、今回新しく審査項目として追加された「Enhance Happiness(そのアイデアがいかに人々に幸せをもたらすか)」を最も具現化していると評価され、グランプリに選出された。
ポー・ユン・ルー氏を含む6組の入賞者は、2022年の1月以降、アイデアを形にしていくプロトタイプの制作に取り組んできた。メンターを務めるサム・バロン氏、ジョー・ドーセット氏、早野洋介氏、サビーヌ・マルセリス氏らの熱心な指導のもと、約3ヶ月間かけてアイデアをブラッシュアップしアイデアを進化させたという。
グランプリを受賞したポー・ユン・ルー氏は、「『Rewind』という作品によって、より多くの人々の生活の向上に貢献したいという想いが、実現に近づいたことをとてもうれしく思っています。LEXUS DESIGN AWARDがこのアイデアを実現するきっかけになったことは間違いありません。」と感想を述べた。
なお、Rewindを含めたLEXUS DESIGN AWARD 2022の入賞者6組のプロトタイプは、2022年6月6日(月)から6月12日(日)まで、イタリアで開催されるミラノデザインウィーク2022のLEXUS展示エリア内で一般公開される予定だ。日本でも直接見て触れる機会がくることを楽しみにしたい。
Top Image : © LEXUS