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2023.12.19

知財ニュース

株式会社オルツが世界初、社員のAIクローンに給与支給開始─社員へ利益還元、全社員のAIクローン化目指す

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パーソナルAIの開発および実用化を行い、全社員のAI化(AIクローン化)を進めている株式会社オルツは、世界で初めて(※)クローンが働いた分の給与も社員に支給するシステムを導入した。社員への直接的な利益還元はもちろん、業務効率の向上なども期待されている。

(※2023年12月7日、同社調べ。社員のAIクローンの活動量に応じて社員本人に給与を追加支給する給与システムの導入は世界初および世界唯一)

現在同社には、約100名が在籍。同社の大規模言語モデル「LHTM-2」を基盤としたノーコード生成AIプラットフォーム「altBRAIN(オルツブレイン)」を用いて、全社員が自分自身のBRAIN(以下、クローン)を生成し、日々の業務や情報共有をAIに代替させる取り組みを実施している。

「altBRAIN」は、織田信長といった偉人や著名人のキャラクターをはじめ、ゲーム攻略BRAINや、内科・小児科などの問診で使用可能な問診BRAINなど、多岐にわたるBRAINの作成をノーコードで容易に行うことができる、オルツが開発・提供する大規模言語モデル「LHTM-2」の能力を活用した生成AIプラットフォーム。

個々のクローンには、AI GIJIROKUによって集積した商談や社内会議の内容、Slackでの日々のコミュニケーション情報、Googleの各種データ(ドキュメント、メールなど)、指定したウェブサイト上の情報やCSV、PDFなどの各種データなどが連携される。さらに本人の趣味や嗜好も学習させ、思考を再現できるレベルに到達することを目指すという。

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クローンは、時間や場所の制約を受けないため、本人が不在の場合でも本人に代わり質問に回答したり業務を行うことが可能。業務の持続性や生産性が向上し、チーム全体での柔軟な働き方が実現できる。また、クローンを活用することで、生身の人間だけでは生み出すことができない付加価値も生まれることが期待されている。

同社の社員は、自分自身のクローンに対してそれぞれ用途を設定し、営業や人事、採用、総務から新人教育ま で、様々な業務で活用している。例えば、同社コンサルタントは、顧客向けの提案の場面でクローンを活用しており、必要な情報を即時に検索・提供することで、顧客とのより良い関係性の構築などに大きく貢献しているという。

同社では、「今後、この取り組みがクローン育成の起動力にもつながることを期待している。新たな給与システムを通じて、社員一人ひとりが最大限に能力を発揮できる環境を整え、社会に新しい価値を提供する一翼を担いたい」と展望を語る。

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Top Image : © 株式会社 オルツ

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