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2022.03.04

知財ニュース

芸人たむらけんじ氏による、世界初の「ギャグ音声」NFTが167万円で落札

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テックビューロ株式会社がローンチしたNFTおよびFTマーケットプレイス・COMSAにおいて、芸人たむらけんじ氏によって出品された世界初の音声ギャグのオールオンチェーンNFT(コンテンツも含めて全てブロックチェーンに記録されているNFT)が、2022年2月10日に77,861XYM=167万円で落札された。

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このオークションの裏では、手持ちの暗号資産(仮想通貨)や技術的知識がなくとも、応援する第三者が費用と告知を代理できる「エンドーサー制度」が機能したが、本出品に関してはたむらけんじ氏の後輩芸人がその役目を受けおった。この仕組みによって、あらゆるタレント、アーティストはその日からスマートフォンひとつでNFTの作成と販売を始めることができ、今回の音声出品はその結果たった6秒足らずの「このギャグをオールオンチェーンNFTでミントしちゃ~」という音声が約167万円(実際は77,861XYM)で売れたという販売実績を残した。

テックビューロによると、今回オークションによってこの音声が167万円もの値をつけたのは、COMSAが提供するNFTが従来のNFTとは全く違う「オールオンチェーンNFT」であることにも起因しているという。

従来のNFTでは、売買されているのは単なる権利だけであり、そこには音声や動画といったファイルの置き場所がメタ情報として示されているだけであり、最悪の場合として実際のコンテンツがクリエイターとともに消えてしまう問題も多発している。ところが、COMSAではSYMBOLブロックチェーンに画像や音声、動画といったコンテンツを消せない状態で直接書き込んでいるため、売買されるのは単なる情報ではなく実際のコンテンツそのものとなる。今回の販売は、資金ゼロから販売できるNFTサービスCOMSAとして、6秒の音声が大金という価値に変わることを証明する機会となった。

既存のNFTサービスのほとんどが、複雑な技術の作業代行や取次業務となっている中、COMSAではそのような煩雑な手順は一切必要なく、自分自身でその日から自分の価値を作品に変換して販売できる仕組みとなっている。また、音声や写真に加えて動画NFTの作成と販売に対応しており、さらに自動的に売上を日本円で受け取ることができるという。

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COMSA公式サイトはこちら

Top Image : © テックビューロ 株式会社

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