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2021.11.30

知財ニュース

世界初、昆布でできた代替ハンバーガーが誕生─米国発の代替肉ブランド「AKUA」が開発

akua

米国発の代替肉ブランド「AKUA」は、世界初となる昆布を主原料とした代替ハンバーガー『The Kelp Burger(ケルプバーガー)』を発売した。

この取り組みは、食品に関して持続可能性に欠ける部分、つまり工場的畜産を再生可能な海洋農業に置き換えることを可能にした。畜産のために排出される二酸化炭素を抑え、昆布は炭素や窒素を吸収するだけでなく、畜産で使われる膨大な量の水資源を抑えることもできるため、将来的な水不足問題への解決策の糸口ともなると期待されている。

KelpBurger

ケルプバーガーは、ヴィーガン(完全菜食)&グルテンフリーで、昆布に加え、マッシュルームやエンドウ豆、黒豆、キヌア、トマト、複数のスーパーフード等がブレンドされて作られている。飽和脂肪、トランス脂肪、砂糖が含まれず、一方でビタミン、亜鉛、カルシウム、鉄分など、豊富な栄養素が含まれているとのこと。

現在はオンラインのみの販売で、価格は12個入りで48.99ドル(5,336円/1個当たり444円)。近日中に、米国内の飲食店複数店舗とのコラボレーションメニューも始まるそうだ。

体にも環境にも優しい“次世代のハンバーガー”、ぜひ一度は試してみたい。

公式サイトはこちら

Top Image : © AKUA

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