News

2022.05.02

知財ニュース

日本初、ARスポーツ「HADO」が芝浦工大の体育の授業に導入

hado kv2020 01

芝浦工業大学は、世界36カ国にテクノスポーツ「HADO」を展開する株式会社meleapと共同で、2022年4月から芝浦工大の体育科目の授業へ「HADO」を導入することを発表した。「HADO」が大学の授業に導入されるのは、日本で初めてのことだ。

芝浦工業大学では、情報工学分野を融合した体育教育について研究している。学生に魅力的な新スポーツを考案する計画があり、meleapの「HADO」を体育科目へ導入することを決定した。

日本発のスポーツ「HADO」とは、頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して対戦するARスポーツ。自らの手でエナジーボールやシールドを発動させ、フィールドを自由に移動し、仲間と連携しながら最大3対3で対戦を楽しめる。

既存のフィジカルスポーツと最新のAR技術を組み合わせた新しいスポーツジャンル「テクノスポーツ」として世界中で展開されている。 誰でも簡単にプレイができ、身体差による影響が少ないシンプルな競技で、 テクノロジーを駆使することで体⼒や筋⼒といった⾝体能⼒による差が⽣まれにくく、⽼若男⼥問わず楽しめる点が既存のスポーツと⼤きく異なる特徴だ。

本プロジェクトでは、芝浦工大は工業大学としてテクノロジーを活用したスポーツの創出を目指している。体育教育と情報工学分野を融合させ、 UI/UXデザインやゲーミフィケーション技術を活用した魅力的な新スポーツを考案すること、デバイスやシステムの構築、個人の身体能力だけによらないスポーツの考案によってダイバーシティやインクルーシブなどについて身近に考え、具体的に取り組む機会を学生に体験させることを目的としているという。

ニュース原文はこちら

Top Image : © 株式会社 meleap

広告