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2022.06.02

知財ニュース

渋谷の空き地に「街歩きコンテンツ」体験型の店舗登場─AR、音を重ねた観光DXコンテンツを東急・ソニー・BAKERUが開発

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場を仕掛けるクリエイティブカンパニー、株式会社BAKERUが東急グループ、ソニーミュージックエンタテインメントとのコンテンツ開発により、渋谷の空き地を起点とした物語体験型の店舗「XTALES(クロステイルズ)」を2022年5月18日(木)よりオープンした。第一弾として、街歩きコンテンツ「渋谷もののけスクランブル」の提供を開始している。

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本取り組みは、東急グループが渋谷の目指す姿として掲げるコンセプト「エンタテイメントシティSHIBUYA」を、街歩きを楽しむエンタテイメントの1つとして、遊びながら渋谷の魅力を再発見してもらうことを目的としている。

「XTALES」は、老朽化した建物の更新時に一時的にできてしまう空き地を起点とした、物語体験型の“コンテンツ販売所”という形で出現する店舗。今回は、渋谷ヒカリエ横の空き地を起点に、渋谷を舞台とする街歩きコンテンツを提供する。所要時間は3時間30分前後で、利用料金は2800円(税込)、事前予約・当日参加のどちらでも可能だ。

提供するシナリオで子供から大人まで楽しめるプランがあり、リアルな場所を起点として人を交差させることで、コミュニティを生み出し、新たな人流をつくることを目指しているとのこと。また、今回の街歩きでは、ソニーが開発した、「好き」と一緒に現実世界を散策できるSound AR™サービス『Locatone™(ロケトーン)』を活用している。視覚だけでなく聴覚から入ってくる物語を楽しむことで、これまでの街歩きコンテンツ以上に没入感を高めるとのこと。

当日受け取る冊子(キット)とLocatoneアプリを使って、作品のストーリーを追いながら渋谷の街を散策する謎解きコンテンツだという。Locatoneの機能により、その場所に合わせてキャラクターの声が聴こえたり、リアルと融合した物語の展開により、ストーリー性を楽しめる作品が用意されている。

ニュース原文はこちら

「XTALES」公式サイト

Top Image : © 株式会社 BAKERU

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