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2026.02.12

知財ニュース

大阪・関西万博の未来像を東京で体験―「みゃくみゃくとつなぐ展」が日本科学未来館で開催

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大阪・関西万博の成果を未来へつなぐ企画展、日本科学未来館にて2026年2月より開催決定

日本科学未来館は、2026年2月18日(水)から4月13日(月)まで、企画展「みゃくみゃくとつなぐ展 ~万博とひらく未来~」を開催する。本展は、2025年に開催された大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を継承し、万博で提示された未来の姿を東京で改めて体験する機会を提供するものである。

展示の柱となるのは、先端科学技術の実物展示だ。特に注目されるのは、3Dバイオプリント技術によって作製された「家庭で作る霜降り肉(※東京初公開)」だ。本物の和牛細胞を培養して作られたこの肉は、未来の食文化や食糧課題に対する新たな解として提示される。また、医療分野からはヒトiPS細胞から作られた「心筋シート」が展示され、重症心臓病治療の最前線を紹介する。さらに、1970年の大阪万博で話題となった「ウルトラソニックバス(通称:人間洗濯機)」が半世紀を経て進化した「ミライ人間洗濯機」の実機展示や、視覚障害者を案内する自律型ナビゲーションロボット「AIスーツケース」の社会実装に向けた成果報告など、万博の熱気を感じさせる技術が集結する。

家庭で作る霜降り肉 ※東京初公開

本物の和牛の細胞を培養し、3Dバイオプリント技術により作製された「霜降り肉」。食をめぐる課題に対する新たな技術として注目されています。家庭に3Dプリンタがやってきたら、私たちの食文化はどう変わるのでしょうか?
展示協力:大阪大学大学院工学研究科

20260203 myakumyaku 02 1-thumb-1076xauto-21186 万博での「霜降り肉」

iPS細胞による心筋シート

ヒトiPS 細胞から作られた「心筋シート」。心臓に移植することで、重い心臓病によって低下した心機能を回復させる治療が可能になります。たくさんの細胞が拍動する姿から、いのちの躍動を感じてください。
展示協力:クオリプス株式会社

20260203 myakumyaku 03 1-thumb-1076xauto-21196 万博での「心筋シート」

ミライ人間洗濯機

1970年の大阪万博で展示された「ウルトラソニックバス(通称:人間洗濯機)」が、約半世紀を経て「ミライ人間洗濯機」として再登場。本展では、万博で公開された実機を再び展示します。
入浴体験はありません
展示協力:株式会社サイエンス

20260203 myakumyaku 04 1-thumb-1076xauto-21185 万博での「ミライ人間洗濯機」

自律型ナビゲーションロボット「AIスーツケース」

視覚障害者を安全に案内するロボットとして社会実装を目指す「AIスーツケース」。万博では約4800人以上の方が実証実験に参加しました。本展では、その取り組みと成果を紹介します。

20260203 myakumyaku 05 1-thumb-1076xauto-21184 万博での「AIスーツケース」

会場では万博のデザインシステムにも焦点を当てる。大阪・関西万博では市民による二次創作“こみゃく”がSNSを通じて話題となり、積極的な参加を喚起した。これを背景に、本展は万博の“開かれたデザイン”を掲げた万博の「デザインシステム」に焦点を当て、デザインシステム提案時の貴重なプロポーザル資料や、万博のデザインに関わる出来事をまとめた年表などを通して、デザインシステムが生まれるプロセスを紹介する。

20260203 myakumyaku 06-thumb-2304xauto-21134 「EXPO2025 Design System」 WORLDコアグラフィック「Inochi」

さらに、万博会場で流れた音楽「サウンドスケープ」も再現される。7人のコンポーザーが手掛けた「命・祭・街・森・水・空・地」をテーマとした音楽が、会場を一つの生態系(地球)に見立てて包み込む。

建築面の展示としては、万博で「多様でありながら、ひとつ」というコンセプトを具現化した「大屋根リング」や、休憩所・トイレなどの、若手建築家が常識にとらわれない挑戦を展開した施設建築の挑戦にも焦点を当てる。

展示では、大屋根リング設計者 藤本壮介氏がデザインプロデュースした会場計画や大屋根リングが実際に使われている様子を記録した映像をお見せするとともに、若手建築家が担当した3つの施設建築を紹介。石の素材で“コスパ”を考える挑戦や、空気膜構造の再解釈、万博後の活用を見据えた設計など、未来社会につながる実験的な取り組みを知ることができる。

紹介する若手建築作品

休憩所2「Time-scape Pavilion」(工藤浩平氏)

トイレ3「レスポンシブ・ストラクチャー」(小俣裕亮氏)

トイレ5「積み木のような建築」(米澤隆氏)

協力:TOTOギャラリー・間

20260203 myakumyaku 07 1-thumb-708xauto-21197 休憩所2「Time-scape Pavilion」

20260203 myakumyaku 08 1-thumb-708xauto-21199 トイレ3「レスポンシブ・ストラクチャー」

20260203 myakumyaku 09 1-thumb-708xauto-21198 トイレ5「積み木のような建築」

本展は入館無料(常設展・ドームシアターは別料金)で開催され、初日2月18日のみ開始時間は13:00からとなる。火曜日は休館日(3月31日は除く)。大阪・関西万博で描かれた未来像やデザインの試みを、東京で体験し直す機会として位置づけられる企画展だ。

日本科学未来館 イベント「みゃくみゃくとつなぐ展 ~万博とひらく未来~」

開催概要

会期 2026年2月18日(水)~4月13日(月)
※ 休館日:毎週火曜日 ※3月31日(火)は春休み期間のため開館

会場 日本科学未来館1階 シンボルゾーン

開催時間 10:00~17:00
※初日2月18日(水)のみ13:00から開始

入館料 無料
※常設展やドームシアターへの入場は別途料金がかかります

主催 日本科学未来館

後援 公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会

クリエイティブディレクション・アートディレクション 引地耕太(VISIONs)

協力 株式会社 ワントゥーテン、一般社団法人 COMMONs

https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202602034396.html


プレスリリースはこちら

Top Image : © 日本科学未来館

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