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2024.05.06

知財ニュース

NASAデータを活用した浮遊する太陽系模型「Quantum Solar System」、クラファンで日本展開

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浮遊する太陽とそれを取り囲む太陽系の惑星の模型「Quantum Solar System」がクラウドファンディングCAMPFIREに登場した。太陽を中心に惑星が軌道を描く浮遊プラットフォームで、プロジェクトは、昨年行われたIndiegogoとKickstarterでの支援募集で大きな成功を収め、それぞれ約6700万円と2200万円の資金を獲得した。その後日本のCAMPFIREにも登場し、クラウドファンディング終了直前を控え、3000万円の目標達成が見込まれている。

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Quantum Solar Systemの魅力は、磁気浮上技術を利用してレプリカ全体が空中に浮かぶ点にある。

また、NASAのデータと同期し、惑星のリアルタイムな位置の再現も可能だ。ユーザーは過去や未来の特定の日付を設定し、その日の太陽系の状態を確認することが可能で、惑星の移動速度を早送りする機能も備えている。

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太陽の模型にはLEDライトが内蔵されているため、間接照明としても利用できる。惑星の位置、速度、照明などは専用アプリで操作することができる。

開発を手掛けるQuantum Planets社は、電磁気学に特化した技術研究開発を行っており、過去のIndiegogoでのプロジェクトの際は発送に遅延が生じたが、クラウドファンディングサイトでの質問には適宜対応している様子が確認できる。

また、冥王星の有無については支援者の間でも意見が分かれているが、支援者からの要望に応じて、冥王星の追加バージョンの製作も検討されている。Quantum Solar Systemは個人宅だけでなく、学校などの教育施設にも適しており、Campfireでの日本への配送は今年10月に予定されている。

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Top Image : ©️ Quantum Planets

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