レメディ・アンド・カンパニー株式会社は、介護施設向けに、世界初のMRアニマルセラピー「いつでもワンちゃん」の販売を開始した。

「いつでもワンちゃん」は、VRゴーグルを装着することで、動物アレルギーや衛生面などの、介護施設での導入における従来の課題をクリアにし、バーチャルのペットと安全に触れ合えるサービス。

施設利用者は、「ラブラドール・レトリバー」「柴犬」「ポメラニアン」の中から好みの犬種を選ぶことができ、まるで本物のペットのように音声やハンドサインに反応するコミュニケーションを楽しむことが可能。さらに、VRゴーグルを装着したまま周囲の人や物も確認できるため、安全性にも配慮した設計となっている。

同サービスの導入により、施設職員の負担も軽減される。また、施設側にとっては他施設との差別化、利用者にとっては癒しや楽しみを提供できるなど、双方にとってのメリットが大きい。

同サービスは、近年デジタル機器の利用がシニア世代にも拡大しており、介護施設においても高度なデジタルレクリエーションのニーズが高まっていることを受けて開発されたもの。

既に従来のアニマルセラピーと同等の効果を検証済みで、今後も更なるエビデンス構築を進め、提供価値の拡大を目指していく。7月23日より販売開始しており、価格は設置環境や利用人数に応じた個別見積もりとなる。

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Top Image : © レメディ・アンド・カンパニー 株式会社