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2022.10.05
知財ニュース
ワントゥーテンがパラスポーツをテクノロジーで拡張、「CYBER BOCCIA S (サイバーボッチャ エス)」を九州初導入
XRやAI等の先端技術で社会課題の解決に取り組む株式会社ワントゥーテンは、同社のパラスポーツエンターテインメント「CYBER BOCCIA S (サイバーボッチャ エス)」が、オングリットホールディングス株式会社の本社オフィスに設置され、九州初導入となったことを発表した。
「CYBER BOCCIA」はパラリンピックの正式種目でもある「ボッチャ」を誰もが気軽に楽しめるよう、ルールはそのままにテクノロジーを使って拡張しエンターテインメント性を高めたコンテンツ。ワントゥーテンの推進するCYBER SPORTSプロジェクトから誕生し、今回、進化版の「CYBER BOCCIA S」が発表された。
「CYBER BOCCIA S」は、ダイナミックな映像表現により、対戦の様子や盛り上がりの瞬間を直感的に理解できる仕様となっている。モニターやスクリーンを通して観戦できるよう進化し、競技者のみならず観戦者も一緒に楽しめる仕組みとなっている。また日本語・英語・中国語の3ヶ国語によるナビゲーションシステム「マルチリンガルナビ」も搭載。音声案内を任意の言語に変更が可能だという。
開発を手がけた株式会社ワントゥーテンは、人間の永遠の課題に挑み、創造力で人類の可能性をひらく、近未来クリエイティブカンパニー。最先端のAI技術を駆使したサービス開発や、プロジェクションマッピング・XRを活用した数々のプロジェクトを日本国内及び世界各国で展開している。日本の伝統に創造性とテクノロジーを掛け合わせ日本をアップデートする「ジャパネスクプロジェクト」、パラスポーツとテクノロジーを組み合わせたスポーツエンタテインメント「CYBER SPORTSプロジェクト」など、先端テクノロジーによる社会課題解決をテーマに世界中の人々の知的好奇心をかき立てるようなプロジェクトを行っている。
「CYBER BOCCIA S」の多くの人々の体験を通して、インクルーシブな社会の実現へ繋がることを目指すという。
また、今回「CYBER BOCCIA S」を設置したオングリットホールディングスは、『テクノロジーを活用し世界中の人へ働く機会と豊かさを提供する』といったミッションを掲げ、建設業界における人材不足と就職弱者の問題をテクノロジーを活用しマッチングすることで、就職弱者の雇用の創出を目指している企業だ。
今回、福岡市にある同社本社オフィス内にパラスポーツを気軽に体験できる「CYBER BOCCIA S」を導入したことで、パラスポーツを通して、健康増進や体力づくりに寄与することや、生活の質の向上に繋げたいと考えているとのこと。
Top Image : ©︎ 株式会社 ワントゥーテン