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2024.06.25
知財ニュース
交通系ICカードかざすだけ、宇都宮短大附属中で子ども見守りサービス開始
株式会社GreatValueは、まちのDX「HERO」とtotraを連携活⽤した子どもの⾒守りサービスを、6月4日より、宇都宮短期⼤学附属中学校へ導⼊した。
利用者は、まちのDX「HERO」に、保護者の情報とtotraもしくはSuica裏面のSuicaID番号を登録。子どもが教室前等に設置されたリーダーに、登録したtotraもしくはSuicaをかざすと、家族に登下校の通知が届くというもの。
まちのDX「HERO」は、各地域の課題解決が出来るノーコードサービス。地元消費向上に独自Payやポイント発行、住民同士の助け合い、QRラリーで健康増進など、様々な用途で利用されている。
近年普及している、警察署や学校などからの不審者情報メールは、メールを受信した保護者が子どもの在否を学校へ確認することが多く、学校側の大きな負担が課題視されてきた。
そこで同社は、ICカードをかざすだけで事前登録した家族に登下校の通知を行うサービスを提供。保護者の心的負担や学校側の事務的負担を軽減できるものとして期待が集まっている。
同社は現在、自動運転技術を持つパートナーとの実証実験も進めており、現在各地で課題となっている交通弱者対策やライドシェアなどの解決にも同システムを活用したい考え。
Top Image : © 株式会社 GreatValue