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2024.09.09
知財ニュース
ウェアラブル技術のスタートアップ企業「Striv」、AI搭載のランニングインソールを発表
ウェアラブル技術のスタートアップ企業であるStrivは、画期的なAIを搭載したランニングインソールを発表した。
StrivのAI搭載インソールは、繊維圧力センサー、9 軸モーションセンサー、気圧計など250 個以上のセンサーを搭載し、このセンサーと同社の特許取得済みの最先端技術を統合したスマートインソールだ。
この搭載されたセンサーが歩行やその他の生体力学的データをリアルタイムで分析。データは独自のAIによって処理され、パーソナライズされたトレーニングプランを提供し、過度なトレーニングや怪我を防ぎ、パフォーマンスを最適化する。
Strivのスマートインソールは、走るたびにエリートレベルのコーチングを受けることができる。目標は、プロのアスリートと同じレベルの洞察とガイダンスをユーザーに提供し、高度なコーチングを手頃な価格で利用できるようにすることなのだという。
Strivの創設者であるAxl Chen氏によると、同社の技術が他と違う点は、ランナーごとに学習し、進化する能力だ。常に新しいデータを分析してトレーニングルーチンを改良および最適化し、疲労レベル、負担、怪我、さらには他のスポーツから追跡されたデータに基づいて調整を行うとのこと。
同社は、ゴルフ、スノーボード、スケートボード、ウェイトリフティング、テニス、サイクリングなど、他のスポーツにもこの技術を拡張する計画だ。
Top Image : © Striv