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2023.08.22
知財ニュース
Slackが大幅にリニューアル─新規追加のホームボタンに複数の機能を集約
米Slackは米国時間2023年8月9日、同社のビジネスチャットツール「Slack(スラック)」の大幅なリニューアルを発表した。
新しい「Slack」には、新たに「ホーム」ボタンを追加。チャンネルやダイレクトメッセージ、アプリに簡単に切り替え可能になる。また、複数のワークスペースを一か所に集約し、チャンネルやメッセージの移動の必要をなくすることで、DMや、あとでやるべき作業などが直感的にわかりやすくなった。
左端のスペースには、チャンネル、DM、通知用に個別のタブを表示。中でも、「後で」ボタンは、すぐには対応しない投稿用のボタンで、リマインダーの設定も可能とのこと。加えて、新しい検索機能では、各結果をクリックすると背景情報を確認でき、必要な情報をすぐに把握できるという。
また、「その他」ボタンをクリックすることで、Canvasやワークフローといったツールへのアクセスも可能。さらに、ホーム最下部の「作成」ボタンで、新規メッセージの作成やチャンネル、Canvas、ハドルミーティングも開始できる。
同社によると、今回のリニューアルは、重要なものを発見しやすくし、集中を高めることを目的としたもので、新規ユーザーには8月9日から、既存ユーザーには数カ月かけて展開予定。また、専用ビュー上でホバーすることで、作業中に他のアクティビティを確認できる「ホバー機能」を追加予定という。
Top Image : © Slack