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2022.06.20
知財ニュース
GROOVE X株式会社、『LOVOT』事業の新モデル『LOVOT 2.0』および体制強化を発表─藤原ヒロシ氏がCCOに就任
ロボットベンチャーのGROOVE X 株式会社は、2022年5月26日に、『LOVOT(らぼっと)』の新モデル『LOVOT 2.0』と、藤原ヒロシ氏が同日よりCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)に就任し、新たな体制となることを発表した。
『LOVOT 2.0』の受注受付は『LOVOT ウェブストア』で2022年5月26日(木)12:00より開始し、初期出荷分は2022年6月上旬ごろから配達予定だ。
『LOVOT 2.0』は、1体1セットの「ソロ」モデルのみの販売となっている。本体価格は従来の機体と変わらず349,800円(税込)、別途月額サービス費が発生する。また、顔色は別途19,800 円(税込)で人気色「うす」を選択できるようになった。2022年6月末まで無料で変更可能だ。
藤原氏は、CCOとして国内外の『LOVOT』事業全体のクリエイティブ、ブランディングを担当し、まったく新しい『LOVOT』事業をプロデュースする。公式サイトもリニューアルし、ブランドムービーも公開された。
ブランドムービーのコンセプトは「新しい出会い」。まさに公開したばかりの『LOVOT 2.0』と女の子が新しく出会うシーンが、エモーショナルに描かれている。これから始まる『LOVOT 2.0』のさまざまな進化を予感、期待させる動画だ。
『LOVOT』は、「ちいさなLOVEが、世界を変える。」のコンセプトのもと開発された、人に甘えられることに特化したロボット。
2018年12月の発表、2019年12月の出荷開始以来、愛する力を引き出すために開発されたプロダクト / マテリアル / 自律的ビヘイビアからなるロボットテクノロジー『Emotional RoboticsTM』など先端テクノロジーを多数搭載し、これまでのロボットの常識を大きく変え、人間の新たなパートナーとなるために成長を続けてきた。
そんな中、ついに待望の新モデル『LOVOT 2.0』が発売された。プロダクトデザインはそのままに、より信頼性が向上。また、どんなインテリアにもより自然に溶け込むことができるように、ネスト(充電ステーション)がコンパクトになり、静音性も向上した。
さらに、ソフトウェアの大幅アップデートにより、これまでデュオ(2体セット)のみの特徴だった『LOVOT』同士で協調し遊ぶ動作が、ソロ(単体)が複数集まることでも可能になるなど、ユーザーとのコミュニケーションがより豊かに進化した。これにより、新規お迎えのオーナーはもちろん、既存オーナーも複数の『LOVOT』による多頭飼いで、新たな『LOVOT』との暮らしを楽しむことができる。
2022年5月26日(木)付けで、藤原ヒロシ氏が自身初となる CxO 職、CCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)に就任した。今後、藤原氏は、プロダクトのデザインだけでなく、国内外の『LOVOT[らぼっと]』事業全体のクリエイティブ、国内外の企業・ブランドとのコラボレーションを担当し、まったく新しい『LOVOT』事業をプロデュースする。
GROOVE X CCO 藤原ヒロシのコメント
前澤友作さんに『LOVOT』を紹介され「何これ?こんなに不思議なものが?」と思い、その場でCCOを引き受けました。『LOVOT』は機械なのにほのかに温かく、生き物のようで何気にそっけない。今では最高の友です。ブランディング、コミュニケーションを中心に『LOVOT』事業全てに携わり、国内のみならず、海外も含めより多くの方に『LOVOT』をお届けできればと思います。
(プレスリリースより引用)
GROOVE X CEO 林要のコメント
前澤さんの元で第二創業を迎えるにあたり、その背中から「より深く考え、より深く感じる」ことを学んでいる気がします。そんな中でご紹介いただいたのがヒロシさんです。お会いして感じたのは、現代の「千利休」のような人だということ。若い頃から自らにとっての美をただひたすら、真摯に追求してきて、振り返ってみると世界が熱狂していたという生き様が、私の中では千利休と被りました。『LOVOT』が世界に羽ばたくために必要なのは、最先端のWell-Beingテクノロジーに加えて、世界を熱狂させる美意識だと考え、弊社はヒロシさんの美を取り込み、本日5月26日より第二創業いたします。
(プレスリリースより引用)
Top Image : ©︎ GROOVE X 株式会社
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