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2024.03.06
知財ニュース
米VITURE、スマートグラス「VITURE One」を発売─度数調節ダイヤルを搭載、価格は7万4880円
米VITUREは2023年11月22日、スマートグラス「VITURE One」の販売を開始した。直販サイトでの販売価格は7万4880円(税込)となっている。スマートフォンやゲーム機と接続し、スマートフォンの画像や映像をグラス内のディスプレイに出力できる。
有機ELレンズを採用しており、フルHD×60fpsによる繊細で滑らかな映像を再現。PPD(角度あたりの画素密度)は「人の目の解像度に近い」と言われる55の最高レベルを記録。ディスプレイの解像度は1920×1080ピクセルだ。仮想スクリーンなのに、まるで目の前に実物が本当にあるかのような細やかで鮮やかな映像で、映画やスポーツ観戦も楽しめる。
グラス本体には世界初の電子調光フィルムが搭載されており、必要に応じてグラスの透明度を明るくしたり暗くしたりすることも可能だ。グラス本体を繋ぐケーブルの先端は磁石になっており、片手でパチっと簡単に装着できるマグネット式ケーブルとなっている。
音響システムはVITUREと米オーディオ機器大手「HARMAN」が共同開発したスピーカーを搭載。立体音響システムを構築し、音漏れを最小限に抑えながら、立体的な音場でシアター級の没入感を味わうことができる。
グラス本体の上部のダイヤルを回すだけで、自分に合う度数(最大-5.00D)に簡単に調節できる度数調整ダイヤルも内蔵。その他、近視(-5.00D以上)や乱視のユーザー用の追加のレンズフレームも用意されている。
ボディーサイズは163.0(L) x 47.7(W) x 53.7(H) (mm)で、重量は78g、製品カラーはジェットブラックとマットインディゴの2色展開となっている。
Top Image : © VITURE Inc.