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2022.09.28

知財ニュース

世話をすると成長するNFT「marimo」、10000点がパブリックセール開始から7分で完売

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「クリエイティブ活動が加速する世界」の実現を目指してサービスの開発・運営を行うアル株式会社は2022年9月8日、時間の経過で成長するNFTプロジェクト「marimo(マリモ)」を正式リリースした。また、パブリックセール開始からわずか7分で10,000点が完売したことを発表した。

「marimo」は、時間の経過とともに成長していく「marimo NFT」を、保持しているユーザーが観察できるサービス。「NFTに興味を持つ人の裾野を広げる」「頻繁に売り買いをしてお金を稼ぐよりも、時間をかけてじっくりと育てることを楽しむ」の2つをミッションに、初心者へのNFT保有の敷居を下げることを目的としている。

「marimo」のパブリックリリース価格は0.01ETH(約1,915円)と安価に設定された。購入した「marimo」は15時間で0.01mmずつ成長し、始めは500円玉ぐらいの「marimo」が1年でオリンピックのメダル程度のサイズになる。しかし、NFT内の水が濁っていると、成長スピードが落ちていく。水の透明度は24時間で1%ずつ減少していき、水が完全に濁る(透明度0%)と、成長はストップする。

水を換えるのはガス代(イーサリウム上で取引を実行する際に必要となる手数料)がかかり、水は「marimo」を所有しているユーザー以外でも誰でも換えられ、水を変えた履歴はブロックチェーン上に記録される。他のユーザーの水を換えて「marimo」の世話もできるという。

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「marimo」はサービスサイトのリリース時から、NFTの一次販売における収益の10%を地球環境保護団体へ寄付することを表明していた。同サービスを運営するアル株式会社は、「marimo NFT」が完売した9月8日の終値のレートに基づき、売り上げの10%の2233万7,430円を寄付する予定とのこと。

「marimo」は現在、二次販売サイトにて購入可能。同社では今後、「marimo」が投機目的などにならないよう、「marimo」を育てる楽しみや、所有する喜び、「marimo」を持っていることでのユーザー間のつながりなどを重視する施策を実施していくとのこと。また、NFTやブロックチェーンといった技術を活用しながら、引き続きクリエイターのためのサービスづくりも行っていくという。

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「marimo」公式サイト

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Top Image : ©︎ アル 株式会社

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