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2025.07.28
知財ニュース
SUBARU、遠隔操作型支援機の実験機を防衛装備庁へ納入―有人機と無人機の連携を実現へ

株式会社SUBARUは7月9日、日本の防衛技術の未来を拓く重要な一歩として、開発した遠隔操作型支援機技術の実験機を防衛装備庁へ納入したことを発表した。同実験機は、有人航空機と無人航空機が連携して任務を遂行する「遠隔操作型支援機」の技術研究を目的として開発された、特別な機体となる。
同研究が目指しているのは、複数の無人機が自律的に編隊を組んで飛行する技術や、有人機に乗ったパイロットが遠隔で無人機を自在に操縦できる、次世代の航空システムの実現。SUBARUは、この先進的な実験機の設計から製造、そして納入前の飛行試験までを担当した。
今後、同実験機は防衛装備庁によって様々な技術試験に活用され、SUBARUは引き続きサポートを行っていく。
SUBARUが誇る50年以上にわたる無人機開発の豊富な経験と実績がこのプロジェクトの基盤となっており、同社はこれからも航空技術の進歩に貢献していく姿勢を見せている。
Top Image : © SUBARU