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2022.01.19

知財ニュース

食品ロス削減アプリ「TABETE」、5日間で総額20万円以上のクリスマスケーキ類の食品ロス削減に成功

TABETE

株式会社コークッキングの展開する食品ロス削減のためのフードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」が、2021年12月25日から29日の5日間で、総額20万円以上、120個以上のクリスマスケーキ等の食品ロス削減に成功したと発表した。

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フードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」とは、まだ美味しく安全に食べられるのに廃棄の危機に面している食事をユーザーとマッチングし、ユーザーが1品から美味しくお得に購入することによって「レスキュー」出来るプラットフォーム。

ユーザーの利用には登録料や月額料はかからず、食品のレスキュー時に商品代金を支払うことで完了する。ユーザーはアプリ上でクレジットカード決済を済ませて引き取りに行く仕組みのため、店頭での金銭のやり取りは発生しない。また飲食店や小売店は、廃棄の危機にある食事を1品から出品でき、出品したメニューは即時にTABETEアプリに掲載され、48万人以上のユーザーが閲覧できる。

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これまでに、ワシントンホテルや、東武東上線池袋駅、東京駅構内のエキナカ商業施設「グランスタ東京」、エクセルシオール カフェ50店舗などにも導入されており、過去の東京駅での実証実験では、計177日間で約4.3トンのフードロス削減に成功した。

今回、クリスマス後に発生してしまうクリスマスケーキ等の食品ロスを削減するために、2021年12月20日から2022年1月11日まで「クリスマスレスキュー大作戦2021」としてホリデー商品のレスキュープロジェクトを実施。その結果、12月25日から29日の5日間でクリスマス関連のケーキ等の出品数が急増し、120個以上のケーキ類、額にして20万円以上の食品ロス削減に成功したとのこと。

ホリデーシーズンの需要は読みづらく、キャンセルや客足の読み違いによる食品ロスが多く発生し、さらに新型コロナウイルスの感染拡大は需要の不安定さに拍車をかけている。より多くの商品をユーザーとマッチングさせ食品ロスからレスキューする「TABETE」のさらなる導入拡大と普及に期待したい。

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「TABETE」公式サイト

Top Image : © 株式会社 コークッキング

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