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2023.11.27

知財ニュース

東急不動産、渋谷最大級のディープテック・スタートアップ支援の場を開設─MITエコシステムと協業、“渋谷発グローバル起業家育成拠点”2024年秋スタート

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東急不動産は、ディープテック領域のスタートアップ育成・支援を目的とする渋谷エリアで最大級のイノベーション創出の場「Shibuya Deep-tech Acceleratorr(仮称)」を、2023年11月竣工予定の「Shibuya Sakura Stage」内に開設することを発表した。2024年11月にスタート予定。

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同施設では、マサチューセッツ工科大学(以下、「MIT」)のJeffrey Grossman(ジェフリー・グロスマン)教授をアドバイザーに迎え、同教授と共に新規開発するアクセラレータープログラムを提供する予定だ。

「Shibuya Deep-tech Accelerator(仮称)」の特徴は、主に次の通り。

①MIT Jeffrey Grossman教授と新設する審査基準をクリアしたディープテック領域のスタートアップ企業に対し、同教授と共に新規開発したアクセラレータープログラムを提供する。

②MIT John Carrier教授とも連携、今後実践型プログラムを拡充予定。

③パートナー企業とのグローバルで高度な産学連携を実現。

④将来的なファンド設立($100M)による継続的な資金調達機会を提供する。

同社は、国内外のスタートアップの集積を通じた「広域渋谷圏」(※東急グループの渋谷まちづくり戦略において定めた、渋谷駅から半径 2.5km のエリアのことを指す)の価値向上をめざし、シリコンバレーを拠点とする「Plug and Play 社」との共創や、スタートアップ向けスモールオフィス「GUILD」の展開、グローバルスタートアップ育成機関「シブヤスタートアップス株式会社」の共同設立などの取り組みを行っている。

同施設の開設をきっかけに、同社はMIT ILPを通じたMITエコシステム全体との協業を加速させ、広域渋谷圏におけるイノベーション・エコシステムの構築を推進する方針。

MIT Jeffrey Grossman教授は、「東急不動産との取り組みを発表できることを光栄に思う。MITはエコシステムの構築に成功しており、日本においても大きな可能性を感じている。世界が注目する街『渋谷』で、革新的なディープテック支援の新たなエコシステムを構築していきたい」とコメントしている。

プレスリリースはこちら

MITエコシステムとの協業による、渋谷最大級のディープテック・スタートアップ支援の場を「Shibuya Sakura Stage」に開設(PROJECT LIFE LAND SHIBUYA)

Top Image : © 東急不動産 株式会社

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