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2022.08.08

知財ニュース

Amazon、ドローン配送サービス「Amazon Prime Air(アマゾン・プライム・エア)」を今年の後半に導入

prim air

米Amazonは、2022年7月15日、アメリカテキサス州カレッジステーションで、ドローンによる配送サービス「Amazon Prime Air(アマゾン・プライム・エア)」を、2022年後半に導入することを発表した。「Amazon Prime Air」の導入は、同国カリフォルニア州ロックフォードを含めて2つ目となる。

「Amazon Prime Air」では、Amazonで購入された商品をドローンにより配送する。Prime Airの対象となる商品を購入すると、自宅の裏庭などの指定された場所までドローンが荷物を直接運び、自動で荷物を置き、もと来た場所へ帰るという。

aboutamazon

これまで多くのドローンでは、他の航空機や障害物を感知して回避する機能を持っておらず、ドローンが危険を回避できるよう、飛行ルート上に目視の監視員が必要となっていた。そのため、目視での監視が可能な狭い範囲での配達しか実現することができなかった。

同社では、これらのような既存のドローン技術を使った短距離かつ軽量な荷物の運搬ではなく、地域を跨いだ大規模な範囲における効率的で安全な配送ネットワークの構築に取り組んできた。

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10年近くの研究の末、飛行中と地上への接近時という2つの場面で安全性を感知して回避するための独自の危機回避システム「sense-and-avoid system(センス・アンド・アボイド・システム)」を開発。

飛行中は、静止している障害物と動いている障害物を検知・識別する機能により、煙突のような進路上の静止物体や、人には感知しづらい地平線上にある他の航空機のような移動物体を、人が見るのが難しい場合でも自動で進路を変えるなどして安全に回避する。また、降下して利用者に荷物を届ける際は、ドローンが配達場所の周辺に人や動物などの障害物がないことを確認する。

これにより、目視による監視が不要となり、他の航空機、人、ペット、障害物を安全かつ確実に回避しながら、より遠くまでドローンを運行させることが可能だという。

年内後半に控えた実際のサービス導入と、更なるエリア拡大が注目される。

ニュース原文はこちら

Top Image : ©︎ Amazon.com,inc.

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