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2024.11.28

知財ニュース

未来型サウナ「太陽のつぼみ」、大阪万博で登場―水着で太陽光浴びる空気膜構造

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太陽工業株式会社は、2025年大阪・関西万博の主催者催事であるサウナ「太陽のつぼみ」プロジェクトにシルバーパートナーとして協賛することを発表した。

「太陽のつぼみ」は万博会場内のグリーンワールド西端に位置し、大阪湾を臨む開放的な空間で、人と人、人と地球のあり方を体感できる未来型サウナ。

太陽工業は、1970年の大阪万博でアメリカ館の巨大空気膜構造を実現するなど、日本のテント構造物技術を世界に示した。今回の万博でも様々な施設のテント構造物を支援しているが、「太陽のつぼみ」は同社にとって初の協賛プロジェクトとなる。

「太陽のつぼみ」は、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現する、花びらのような空気膜クッションで構成された生命力あふれるデザインが特徴。自然光を透過するETFEフィルム膜材で覆われ、期間中に約1万5千人が水着でサウナを楽しむことができる。

躯体は最小限のアルミフレーム、ETFEフィルム、空気のみで構成されたテトラ形状を採用し、環境にも配慮。万博閉幕後も容易に移設・再利用できる設計が特徴だ。

同社社長の能村祐己氏は、「1970年の大阪万博を契機に成長した当社にとって、今回の協賛は万博への恩返し。人種や言語、年齢や性別、国籍を超えて、未来への希望が芽生えるきっかけとなりたい」とコメントした。

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太陽グループは、1922年の創業以来、膜素材の技術を活かした事業を展開。現在では、イベント制作・コンサルティングのTSP太陽株式会社、イベント・施設運営のアクティオ株式会社を含む3社で構成されている。TSP太陽は、サウナ施設運営の実績も有しており、今回の「太陽のつぼみ」プロジェクトでは、太陽グループのソリューションを結集し、設計・建築・施工から運営までを一貫して手掛けていく。

プレスリリースはこちら

膜構造で変わる日本の建築(太陽工業株式会社)

Top Image : © 太陽工業 株式会社

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