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2024.04.13

知財ニュース

Indiegogoで注目集める中華圏発ミニPC3選: 高性能からレトロデザインまで

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ミニPC市場は2023年に198億5000万ドルの市場規模を持ち、2030年までには288億ドルに達すると予測されている。今回はクラウドファンディングサイトIndiegogoから、中華圏発の企業が手がけたミニPC3点を紹介する。

1つ目は、香港のXDO社が開発した「Pantera PicoPC」だ。この製品は、コンパクトながらWindows 11およびLinuxに対応し、オフィスや自宅のメインPCとして、またはデジタルサイネージやPOS、CCTVシステムの組み込みコンピュータとして多岐にわたる用途に活用できる。4GBのLPDDR4 RAMをデュアルチャネルで搭載し、SSDやMicroSDカードによりメモリを増設可能。また、冷却ファンは超静音設計で、視聴の妨げにもならず、大画面でのメディアストリーミングにも適している。

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2つ目は、ポータブルゲーム機ブランドとして知られるAYANEOが初めて手掛けたデスクトップ型ミニPC「AYANEO Retro Mini PC AM01」だ。この製品は、初代Macintoshをオマージュしたレトロデザインが特徴で、AMD Ryzen 7 5700Uを搭載し、Windows 11 homeを搭載することで高い性能と拡張性を実現。また、無線LANやBluetoothにも対応しており、USB 3.2ポートやHDMI、Displayportも備えている。

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3つ目は、香港に拠点を置くHerk Orion社の「ORION1」シリーズだ。このシリーズは、コンパクトながら膨大なワークロードを処理できるミニPCであり、最高スペックのモデル「ORION1 MEGA」から、より低価格な「ORION1 LT」まで5モデルがラインナップされた。デュアル10Wステレオスピーカーの採用や、デュアル15W USB4.0 Type-Cポートの搭載、64GB+2TBの大容量メモリなどが盛り込まれている。

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これらのミニPCはクラウドファンディングサイトIndiegogoで紹介されており、プロジェクト終了後も購入可能だ。

クラウドファンディングサイトはこちら

Pantera PicoPC

AYANEO Retro Mini PC AM01

ORION1

Top Image : © Indiegogo

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