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2021.01.18

知財ニュース

30秒照射でコロナウイルス99.99%不活化 日亜化学が深紫外LED開発

led

次々と生まれる新型コロナ関連テクノロジーの中でも、ちょっと異色な“光”を用いた技術が日亜化学工業から生まれました。

日亜化学工業(徳島県阿南市)は、新型コロナウイルスの不活化効果を持った深紫外LEDを開発した。一定条件の下、ウイルスに30秒間照射すると、99・99%不活化させることも実証した。既に量産体制を整え、空気清浄機やエアコンなどへの応用が期待できるとしている。

もはや日常にありふれたシーンとして定着した手指消毒や空気清浄に加えて、光を短時間浴びることでウイルスを不活化することができれば、何とも手軽で心強い習慣になりそうです。はたまた「当店の照明は深紫外LEDを使用しています」なんてお店があったらきっと安心感が増すはず。

多種多様な新型コロナ関連の中で、どのテクノロジーを取り入れるかを選択するフェーズに入っているように感じます。このLED技術も商品化に向けて着々と準備が進んでいるようなので、市場に出る日が待ち遠しいですね。

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