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2025.08.25
知財ニュース
中国初、ヒューマノイドロボットが博士課程に入学

上海のヒューマノイドロボット「学覇01」が、上海演劇学院の演劇・映像(全日制)専攻の2025年度新入生(博士課程、修了年限4年)として合格し、中国で初めて博士課程に入学したヒューマノイドロボットとなった。
「学覇01」は、上海で開催された「2025年世界人工知能大会」で上海演劇学院党委書記の謝偉氏から合格通知書を受け取ったとのこと。
「学覇01」は、上海科技大学とDroidUp社が共同で開発した人型ロボットで、DroidUpの人型ロボット「行者2号」の改良版なのだという。「行者2号」は、北京で開催された世界初のヒューマノイドロボットハーフマラソンで3位を獲得した人型ロボットだ。
この「行者2号」とヒューマノイドロボット「Rena」の技術を融合させ、軽量で長寿命を実現している。メイクとイメージデザインは、上海演劇学院の「学覇01」博士課程の指導教員である楊教授が率いるチームが担当した。
今後、ロボットは他の博士課程の学生とともに授業に参加し、理論と実践の両面を学ぶほか、「AI + 舞台芸術」重点実験室やデジタル舞台芸術集積イノベーション文化観光部重点実験室にも参加する予定だ。
Top Image : © 上海理工大学