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2024.03.14

知財ニュース

自動ドアに広告を表示、デジタルサイネージ自動ドア販売開始─センサーで広告効果測定も可能

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ナブテスコ株式会社の住環境カンパニーは、デジタルサイネージ一体型自動ドアによる広告配信サービスを開始することを発表した。併せて、商業施設や交通機関向けに、自動ドア用デジタルサイネージディスプレイの販売もスタートする。

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新サービスは、小売店やショッピングモールなどにおいて、商品情報やイベント情報などを掲示して購買意欲の喚起や顧客体験価値の向上に貢献したり、サービスエリアや空港などにおいて、ご当地情報や天候・災害情報などを配信することで観光の利便性や利用客の満足度向上に貢献することが期待されている。

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当面は、大学向けの展開を想定。大学構内にある売店などの入り口にデジタルサイネージ一体型自動ドア設置することで、大学生向けの商品の宣伝広告やリクルートを目的とした企業広告など、大学生向けの商品や企業認知を広めていく。

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img 05 ドアセンサーを活用して広告効果測定が可能

さらに、自動ドアと自動ドア周辺の人流データをネットワークで収集するプラットフォーム「AD-LINK」と組み合わせることにより、デジタルサイネージ広告の効果測定も併せて提供することが可能となる。大学の情報を配信することも可能なので、イベント案内など、学生向けのコミュニケーションツールとしても活用できるという。

同社では、広告配信事業の開始に先立ち、自動ドアと一体型のデジタルサイネージディスプレイの販売を3月1日より開始した。店舗や施設の入り口に設置することで、広告掲示や情報配信をサポートする。床置き型のサイネージとは異なり自動ドアの固定部に設置するため移動も不要で、施設利用者の動線を妨げることもなく安全に利用できる点も魅力だ。

同社は建物用自動ドアについて、国内市場シェア約55%を有している。同社は今後、大学のみならず商業施設や公共交通機関などのさまざまな施設において、自動ドアを活用した広告配信サービスを順次展開する予定とのこと。

プレスリリースはこちら

大学向け自動ドア広告配信サービス 公式サイト

Top Image : © ナブテスコ 株式会社

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