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2024.12.18
知財ニュース
Dynabook、かけた瞬間、情報が目の前に広がる新透過型XRグラス「dynaEdge XR1」を発表
Dynabook株式会社は、かけた瞬間、情報空間が目の前に表示される透過型XRグラス「dynaEdge XR1」発表した。発売時期は、2025年春を予定している。
「dynaEdge XR1」は、両眼タイプの透過型XRグラスで、単眼タイプのARグラスと比較し、仮想UI(ユーザーインタフェース)表示領域が大幅に改善されている。透過型レンズを採用することで、XR情報を見ながら、現実空間を併せて見ることができる。
透過型XRグラスのテンプル部分へのクッション装着等により、かけ心地を向上する独自の技術(※特許出願中)も適用。現実空間を視認しながらも情報の表示ができることで、さまざまなシーンでコンピューティングの支援を受けられる。
「dynaEdge XR1」の操作デバイスとなるXRコントローラー(dynaEdge C1)は、4方向ボタンとタッチパッドを搭載。XRコントローラーに目を落とすことなく、直感的に操作できるよう設計されている。XRコントローラーにはSoCやバッテリーを備え、各種のアプリケーションを実行できるプラットフォームとなっている。
本商品は、法人向けの現場DX領域向けに展開していくとのこと。さらに、本商品をPCに接続することで、新幹線や喫茶店など、作業空間が限られた環境においても、仮想マルチスクリーン上で作業に取り組むことができる、オフィスソリューションを展開する。
Top Image : © Dynabook 株式会社