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2026.01.22
知財ニュース
Meta、AIグラス「Meta Ray-Ban Display」の最新アップデート情報を発表

Metaは、昨年秋に発表したAIグラス「Meta Ray-Ban Display」のアップデート情報を発表した。
「Meta Ray-Ban Display」は、レンズ内ディスプレイを搭載し、手首に装着する「Meta Neural Band」によるジェスチャー操作などの拡張的な操作方式を統合・研究しているAIグラスだ。手首に「Meta Neural Band」を装着し、ジェスチャーで直感的にAIグラスを操作することができる。
同社は、昨年秋に「Meta Ray-Ban Display」を発表・公開しており、現在は限定的な提供(ウェイティングリスト制)となっている。今回、そのアップデート情報を公開した。
新たに追加されるレプロンプター機能は、メモアプリ、Google ドキュメント、Meta AIなどにメモをコピーして貼り付けると、テキストがグラスに表示される機能だ。これにより、プレゼンテーションなどで目を離さずにハンズフリーでメモや原稿全体を参照することができる。
新しいメッセージ機能「Neural Handwriting」では、指で書き込むだけでWhatsAppとMessengerでメッセージを送信できるようになる。「Meta Neural Band」を装着したまま、指だけでどんな表面でも簡単にメッセージを書き留めることが可能だ。現時点では、提供地域は米国のみで、対応言語は英語のみとなっている。
歩行者ナビゲーション機能はデンバー、ラスベガス、ポートランド、ソルトレイクシティの4都市が追加され、現在、合計32都市で利用することができる。
「Meta Ray-Ban Display」は、昨年秋の発表以降、多くの問い合わせがあり、製品のウェイティングリストは2026年まで延長されているとのこと。この需要と在庫の状況を踏まえ、2026年初頭に予定していた英国、フランス、イタリア、カナダへの国際展開については、時期を調整し、まずは米国での提供を優先する方針を示している。
また、MetaはGarmin社と共同で車載インフォテインメント向けソリューションを連携させる概念実証(PoC)を発表している。指による様々なジェスチャーを感知する「Meta Neural Band」の表面筋電図(EMG)技術によって、乗員がゲームのプレイやアプリの起動など、車内であらゆるデバイスをコントロールすることを目指す。
ユタ大学と身体の不自由な人向けの研究協力も行なっている。この研究プロジェクトでは、「Meta Neural Band」を用いて、手首の筋肉から発せられる電気信号を計測し、それをデジタル信号に変換することで、このリストバンドが様々なレベルの手の可動域を持つ人々に、どのように操作を可能にし、インターフェースとして機能するかを検証する。
スマートスピーカー、ブラインド、鍵など、様々なデバイスを操作できるカスタムジェスチャーを共同設計するとしている。さらに、TetraSkiのような移動機器の制御についても研究する予定だ。
Top Image : © Meta


