News

2022.05.13

知財ニュース

イトーキと日産自動車、後部座席で快適にテレワークできるモバイルオフィスカー「MOOW(ムーウ)」を共同開発

main

株式会社イトーキと日産自動車株式会社は、後部座席スペースで快適にテレワークができるモバイルオフィスカー「MOOW(ムーウ)」を共同開発したことを発表した。本商品は、 2022年度内の発売を目指し開発を進めている。日産の販売会社での販売を検討しているという。

sub1

継続するコロナ禍で、オフィスでの就業や通勤ラッシュ時の公共交通機関での移動を敬遠する人もいる中、プライベート空間を確保できるクルマの活用が注目されている。しかし、車内でのテレワークは十分なスペースを確保できないという課題もある。そこでイトーキと日産は車内での快適なテレワークを実現するモバイルオフィスカー「MOOW」を共同開発した。

主な特長として、室内の快適性を保つために日産が開発を行った高性能のリチウムイオンバッテリーを搭載している。走行時の充電も可能とし、エンジンを停止した状態でもテレワークに必要な電力の供給が可能だ。快適なワークスペースに欠かせない冷暖房機器も5時間程度稼働できる。

sub2

車内後部は人間工学に対応した理想の姿勢をとることができる後傾姿勢で座るデザインで、車内の照明はオンラインミーティングに適した環境が実現できる間接照明を搭載している。デスク天板は着席しやすい可動式で、ノートパソコンの使用に配慮されたサイズであり、スマートフォンを差し込むことで、ハンズフリーでビデオ通話ができるスリットが設けられている。

sub3

タイヤハウスを活かしたサイドテーブルには、後傾姿勢で足を乗せることができる格納式のオットマンが収納されている。

sub4

本商品は、 2022年4月26日 (火)~28日(木)に開催された日本初上陸のドイツ発オフィス家具メッセ「オルガテック東京2022」ワークプレイス トレードショーに出展している。

ニュース原文はこちら

Top Image : © 株式会社 イトーキ

広告