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2024.12.13
知財ニュース
AIで髪型や表情も簡単修正、東大発MAGICAが新サービス提供―広告モデル写真もAIで自在に編集
東京大学発のAIスタートアップMAGICAが、360°AIフェイステックサービス「MAGICA」の提供を開始した。
同サービスは、人物の顔や髪型を正面・横顔問わず自由に編集でき、従来の生成AIや画像編集ソフトでは難しかった、横顔や肌の質感の表現も高精度で実現。パーツ単位での編集も可能で、不自然さを解消し、よりリアルな画像を作り出せる。
例えば、マネキンからの実写写真合成。マネキンに着せた服はそのままで、顔・髪型・背景を実写写真に変換することができる。背景や髪型は要望に応じて変更可能で、顔写真は提供する顔バリエーションの中から選べるという。
また、服やバッグなどの小道具を編集することも可能で、イメージに合わせて、服をカジュアルなスタイルからフォーマルなドレスに変更したり、バッグの種類を変えたりすることもできる。
ランディングページ用のモデル画像作成は5万円から、モデルの契約費用や更新料は不要。
同サービスを使えば、広告撮影でモデルの髪型や表情がイメージと違っても撮影後に簡単に修正可能。撮影モデルの表現の幅を広げ、編集者の作業負担を軽減する次世代のクリエイティブ制作ツールとして、大きな注目を集めている。
Top Image : © 株式会社 MAGICA