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2023.11.28

知財ニュース

世界初、海藻で高アルコール飲料を包む技術─Cashi Cake inc.と⿃取県産業技術センターが共同特許を申請

Cashi Cake inc. 初海藻で高アルコール飲料を包む技術

海藻を使ったフードテック事業を展開するCashi Cake inc. は、地⽅独⽴⾏政法⼈⿃取県産業技術センターと共同で、海藻を使った高濃度アルコールを包む技術を開発し特許を申請した。

同社は2023年9月、三菱食品株式会社、三井住友海上キャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社他、VC、個人投資家などからプレシリーズA 1stとして$3.7M(約5.5億円)、累計調達金額5.6M(約8.3億円)の資金調達を実施している。

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申請した特許技術は、海藻から作り出した膜で醤油を包む技術を持っている鳥取県産業技術センターの技術を応用したもの。同社と共同で高濃度アルコールを包み込む技術を開発することで、どんな素材にも対応可能なプラスチック代替品を提供することが可能になる。

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従来、海藻に含まれる食物繊維で高濃度アルコールを包み込むカプセル化は困難だったが、今回の開発技術により、高アルコール(テキーラ、ジン、ウィスキー、日本酒など)や低pH液体(オレンジジュースなど)を自由な形や大きさに包むことがができるようになった。

口の中で噛んだ時の膜が弾ける新食感を楽しめると共に、食べられる容器を提供することで、従来プラスチックを使用していたジュース類の容器の脱プラスチックに貢献することが可能となる。

地方独立合成法人 鳥取県産業技術センター 理事長・高橋紀子氏は「この度、Cashi Cake inc.三木CEOに当センターのカプセル化技術に着目していただき、『海藻を用いた液体食品の大型カプセル化技術』の共同開発に至ったことを大変うれしく思う。この共創により、本技術の海外での展開が期待できるだけでなく、本県企業の海外進出の促進にも繋がるものと考えている」と、喜びを語っている。

プレスリリースはこちら

Top Image : ©Cashi Cake inc.

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