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2024.07.01
知財ニュース
東急不動産とProofX、新スポット「ハラカド」でNFT活用のプログラムを提供―サステナビリティへの貢献を可視化
東急不動産と株式会社ProofXは、東急不動産が4月17日にオープンした東急プラザ原宿「ハラカド」の「NATURE CROSSING GALLERY」において、NFTを活用した環境価値体感プログラムの提供を開始した。
「NATURE CROSSING GALLERY」は、「ハラカド」の4階に位置。東急不動産HDがパラオ共和国で環境に配慮した開発・運営を行っているリゾートホテル「Palau Pacific Resort」をテーマに、パラオでのサステナビリティに関する取り組みを展示している。
同プログラムに参加すると獲得できるNFTは、各ミッションの行動・体験の証明書となる。例えば、「パラオに寄付しよう」というミッションでは、「Palau Conservation Society」というNGO団体を通じてパラオの環境保護のために実際に寄付をした人にNFTを提供。このNFTは、「パラオの環境保護に貢献したことの証明書」として機能するという。
また、「NATURE CROSSING GALLERY」を訪れると、環境価値を体感できるプログラム「NFT&環境価値体感プログラム」に参加可能。同プログラムでは、用意された1stミッションの3つ、2ndミッションの2つをそれぞれクリアするごとにNFTが獲得できる。
さらに、1stミッションの3つを全てクリアした全員に、ハラカド4階の「ハラカドカフェ」で使える100円割引券と本プログラムに参加したことを証明する「NFT&環境価値体感プログラム 修了証NFT」をプレゼント。
1stミッションを全てクリアし、かつ2ndミッションのうちどちらか1つをクリアすると、「ニセコクラフト温泉」がもらえる抽選に参加できる。同プログラムの参加者は、各ミッションをクリアする過程で、先端技術であるNFTを獲得・体感するとともに、パラオの環境価値について考え、環境保護のための寄付も可能だ。
同プログラムは、各サステナビリティの取り組みにおいて取り組みに貢献した方にNFTを付与していくことで、サステナビリティへの貢献を可視化。多くのNFTを持つサステナビリティに積極に取り組む人々を優遇する施策を打つなど、1つのイベントに閉じない継続的な取り組みを促進することが可能になるものとして注目が集まっている。
Top Image : © 東急不動産 株式会社