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2024.12.04
知財ニュース
渋谷に日本最大級のディープテックコミュニティが誕生、「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA」が2025年1月に開業
東急不動産株式会社は、ディープテック領域のスタートアップの育成・支援を目的とする渋谷最大級のコミュニティ拠点「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA」(サクラ ディープテック シブヤ、以下「SDS」)を、渋谷の中心地「渋谷サクラステージ」にて2025年1月23日に開業することを発表した。
SDSを舞台に、マサチューセッツ工科大学(以下、MIT)の教授陣、東大IPC、渋谷区などと連携し、国内外のディープテック・スタートアップの多角的な支援に取り組んでいく。その一環として、スクラムスタジオ株式会社が運営する、グローバルなディープテック・スタートアップを対象としたアクセラレータープログラムである「Sakura Deeptech Accelerator」(以下、「アクセラレータープログラム」)を開始。2024年11月29日よりティザーサイトの公開、アクセラレータープログラムへの参加スタートアップの募集、SDSの開業イベント「DEEPTECH INNOVATORS DAY 2025」へのエントリーを開始した。
SAKURA DEEPTECH SHIBUYAの目的
SDSでは、グローバルなディープテック・スタートアップの支援コミュニティを始動する。広域渋谷圏のまちづくりにおいて、東急不動産は新産業や最先端の事業創出を通じた「価値創造力」の強化をめざし、スタートアップ共創に関する取り組みを行ってきた。スタートアップの成長に寄り添う場所の提供、継続的な出資サポートによる成長の支援、産官学の様々なプレイヤーとの連携機会の創出などを通じて、新しい産業の創出を支援している。
昨今、全世界で注目が集まるエネルギー、AI、ロボティクス、クライメートテック、バイオテクノロジーといったディープテック領域は、社会に大きな影響を与える可能性のある高度な技術領域であり、経済産業省を始めとする様々な政府機関も研究開発や技術実装について多額の支援基金を提供するなど、日本でも国を挙げて大きな支援がなされている。その一方で、ディープテック領域は研究・開発に長い時間がかかるため多額な資金が必要となる上、投資回収にも時間がかかることから、事業化の難易度の高さが大きな社会的・産業的課題となっている。
そこで東京・渋谷を舞台とするSDSでは、日本の研究力や技術力の高さといった強みを活かし、さらなるディープテック・スタートアップの成長のため、アクセラレータープログラムを通じた伴走型の支援を提供し、広域渋谷圏にグローバルなイノベーションエコシステムの構築を目指していく。
オフィシャルサイト:https://www.sakuradeeptechshibuya.com/
「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA」スペースイメージ
SAKURA DEEPTECH SHIBUYAの特徴
SDSでは、国内外の産官学連携による様々な支援を展開。MITの産学連携プログラムを通じたMIT教授陣との連携や、日米に拠点を持つスクラムベンチャーズ及びスクラムスタジオが推進するアクセラレータープログラムの提供、国内外の様々なスタートアップや大手事業会社とコミュニケーションが取れるラーニング・コミュニティを実装する。場所の提供にとどまらない多角的な取り組みを通じて、具体的な事業化が視野に入るアーリー・グロースステージ以降のスタートアップが抱える、事業拡大や国際社会への発信という課題をサポートしていく。
施設概要
名称:SAKURA DEEPTECH SHIBUYA -Global Innovation Hub-
場所:渋谷サクラステージ セントラルビル 12階(所在:東京都渋谷区桜丘町1-2)
開業日:2025年1月23日(木)
床面積:778㎡
対象領域:エネルギー、燃料、素材、ケミカル、AI、ロボティクス ほか
主な特徴:
・ディープテック・スタートアップのための日本最大級のコミュニティ/エコシステム
・MIT教授陣監修のアクセラレータープログラムを実装
・国内外のグローバルな産官学連携による支援・大企業との事業共創やVCからの投資機会の創出
・海外スタートアップの日本・アジア進出支援、日本スタートアップの海外進出支援
また、SDSの開業を記念して、MIT ILPの協力のもと、2025年1月23日(木)に各界のディープテックにおける主要プレイヤーを招待したディープテック領域の未来を洞察するグローバルカンファレンスを開催します。
参加申込:https://deeptech-innovators-day-2025.peatix.com