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2021.06.29

知財ニュース

ホンダ発ベンチャー企業が、視覚障がい者向けの靴装着ナビゲーションシステム「あしらせ」を開発

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Hondaによる新事業創出プログラム「IGNITION(イグニッション)」発のベンチャー企業第1号として、株式会社Ashirase(あしらせ)が設立された。同社は、靴に装着して視覚障がい者の歩行をサポートするナビゲーションシステム「あしらせ」を開発中だ。

「あしらせ」は、靴の中に取り付ける立体型のモーションセンサー付き振動デバイスと、スマートフォンアプリで構成されたナビゲーションシステム。音声入力でアプリ内の移動ルートを設定するだけで、靴の中に取り付けたデバイスが振動してナビゲーションを行う。

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GNSS測位情報(Global Navigation Satellite System / 全球測位衛星システム)と、ユーザーの足元の動作データから、視覚障がい者向けの誘導情報を生成。直進時は足の前方の振動子が振動、右左折地点が近づくと右側あるいは左側の振動子が振動して進行方向をお知らせする仕組みだ。足の神経層に合わせた振動子の配置によって、振動を感じやすくなっている。

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杖を持つ手や周囲の音を聞く耳を邪魔せず、進行方向を直感的に理解できるため、ルートを常に気にする必要がなくなり、より安全に歩行することが可能となる。また、本体は柔らかく、形状を保てる素材を採用しているため、靴の中に入れても違和感が少ないのも特徴だ。

「視覚障がい者がより安全に、気持ちに余裕が持てるナビゲーション」をコンセプトに、2022年度中の発売を目指している。

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Top Image : ©本田技研工業株式会社(Honda)

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