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2021.12.30
知財ニュース
メタバースの3D映像を自由にさわって楽しめる「さわれるライブ 5D LIVE」提供開始へ
デジタルソリューションを活用した戦略設計やプロモーションを手がける株式会社Birdmanは、ライブ配信技術とクリエイティブを掛け合わせて、これまでオフラインで体験できなかった、リアルタイムに「さわって」楽しめる体験型のデジタルコンテンツサービス「さわれるライブ™ 5D LIVE™」(商標登録出願中)の提供を開始した。これにより、エンターテインメントの演出が一層インタラクティブになるほか、企業のPRイベントやeコマースなども、ユーザーの記憶に残る体験型のセールスプロモーションが行えるという。
このサービスは、リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社が運営する専用スタジオで撮影した高解像度の3D CG映像に、Birdman社が没入感の高い高品質なメタバースを設計し、そこにさまざまなデジタル上の仕掛けを組み合わせることで、ユーザーに新たな操作体験のデジタルコンテンツを提供するというもの。
具体的には、スマートフォンやPC、VR・ARデバイスによってライブ映像を楽しむ際、映像(画面)に触れてバーチャルライブ会場で自由に視点を動かしたり、タップした商品をオンラインショップですぐに購入したりできる。
メタバースをはじめ新たな体験が可能なデジタルコンテンツが続々と登場する中、既存の配信イベントは定点かつ静的で、どうしても熱量の足りないイベントになってしまう課題があったが、3D CGのリアルタイム映像と「さわる」体験を組み合わせたこのサービスによって、会場での体験も超えたパーソナルなエンタメコンテンツを楽しむことが可能とのこと。
また本サービスは、エンターテインメント分野での演出を飛躍するだけでなく、企業のPRイベントや、eコマースなどのマーケティング活動においても、ユーザーの記憶に残る体験型のセールスプロモーションが行えるようになるため、さまざまな可能性を秘めたバーチャル体験として各分野での活用も注目される。
株式会社Birdman取締役CCO布施優樹氏は、今後「さわれるライブ™ 5D LIVE™」を活用しながら、同社の主力事業である広告・マーケティング・ブランディングといった「BtoB」事業に加えて、国内外の生活者に対して独自のコンテンツを届ける「BtoC」事業を推進していくと語っている。
映像に触れて動かし、自由な確度で観たり、自分の好みのアーティストにフォーカスして楽しむことができる。
ARで自分の部屋をステージにしたり、VRでバーチャルな会場に飛び込むなど、空間を超越して没入することができる。
出演者と一緒にゲームや乾杯をしたり、コメントや投げ銭をするなど、インタラクティブな形で同じ時間を共有し、楽しむことができる。
アーティストが着ているTシャツをタップして、その場で購入するなど、リアルタイムでのショッピングも可能。
Top Image : © 株式会社 Birdman