Apple発表会、まったく新しいMac Studioや新型5Kディスプレイ、新型iPhone SE、M1チップ搭載iPad Airを発表

Appleは、現地時間3月8日の午前10時（日本時間3月9日午前3時）に開催された「Peek performance.」で、新製品を発表した。

今回発表された新製品は、「iPhone SE（第3世代）」「iPad Air（第5世代）」「Mac Studio」「Studio Display」の4種類。詳細は以下の通り。

■iPhone SE（第3世代）

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SEとして初めて5G通信ネットワークに対応したほか、中身は最新のiPhone 13シリーズと同じ「A15 Bionic」プロセッサを採用し高速化した。

一方、デザインは第2世代モデルを踏襲し、ファンの多い指紋認証「Touch ID」を引き続き内蔵。ディスプレイも4.7インチ（1334×750ピクセル、326ppi）を継承する一方で、前面・背面ともiPhone 13と同じ「スマホ最高強度ガラス」ことセラミックシールドを採用して耐久性を向上した。ほか、バッテリー駆動時間が延長している。

価格は64GBが5万7,800円（税込）、128GBが6万3,800円、256GBが7万6,800円。本体カラーはミッドナイト、スターライト、(PRODUCT) RED の3色。日本国内では3月11日（金）22時より予約を受け付け、3月18日より発売を開始する。

■iPad Air（第5世代）

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プロセッサは現行最新モデルのiPad Pro（第5世代）に搭載されている「Apple M1」を採用。また、セルラーモデルは5G通信に対応する。8コアCPUと8コアGPU、Apple Neural Engineを搭載し、RAMは8GB。第4世代iPad Airの「A14 Bionic」チップに比べて処理速度が最大60％高速化した。

また、10Gbpsで高速転送できるUSB Type-Cポートを搭載。大きさは縦247.6×横178.5×高さ6.1mmでディスプレイサイズは10.9インチ、輝度は500ニト。トップボタンにTouch IDを内蔵し、Apple Pencil（第2世代）やMagic Keyboard、Smart Keyboard Folioも引き続き利用可能。

ストレージ容量は64GBと256GBで、価格はそれぞれWi-Fiモデルが7万4,800円と9万2,800円、セルラーモデルが9万2,800円と11万800円。本体カラーは、スペースグレイ、スターライト、ピンク、パープル、ブルーの5色。3月18日に発売開始する。

■Mac Studio

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今回の発表ではMac miniの上位モデルのようなデスクトップ型Macの新モデル「Mac Studio」も登場。クリエイターなどスタジオユースを想定したモデルで、搭載チップは「M1 Max」か、より高性能な「M1 Ultra」を選択できる。

サイズは幅19.7×奥行き19.7高さ×9.5cmで、無線通信はWi-Fi 6とBluetooth 5に対応。メモリは最大128GBまで、SSDは最大8TBまで搭載可能。筐体は半分が送風機構で、高性能チップを静音かつ強力に冷却する。

価格はM1 Maxモデルが24万9,800円から、M1 Ultraモデルは49万9,800円から。3月18日に発売開始。

■Apple Studio Display

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さらに、新型ディスプレイも登場。

27インチの5Kディスプレイ「Apple Studio Display」は、解像度は5,120×2,880ピクセルで、輝度は最大600ニト。表示色数は10億色以上に対応し、色域はP3カラーの広色域対応。

また、ディスプレイとしては珍しくiPhone 11に搭載されていた「A13 Bionic」を搭載。1,200万画素・122度の超広角カメラも内蔵し、被写体を追尾するセンターフレームによるビデオ通話が可能なほか、空間オーディオに対応した6スピーカーや3つのマイクを搭載し、音声アシスタント「Siri」も使用できるようになる。

価格は19万9,800円で、写り込みを減らす「Nano-textureガラス」加工のモデルは24万2,800円。