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2023.11.10

知財ニュース

家具メーカーオカムラ、メタバース空間用の3Dデジタル家具を発売─「オカムラデジタルコレクション」

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株式会社オカムラは、メタバース空間に最適化したデジタル家具3Dデータ「オカムラデジタルコレクション」を、創作の総合マーケットサイト「BOOTH」にて2023年10月より販売開始すると発表した。

オカムラのチェア3種(「Contessa Ⅱ(コンテッサ セコンダ)」、オフィスシーティング「Sabrina(サブリナ)」、ゲーミングファニチュア「STRIKER(ストライカー) SEATING」)の3Dデータを販売する。

購入した3Dデータは、メタバースプラットフォーム上で購入者自身が制作するマイルームやバーチャルオフィスなどのさまざまな空間へ設置でき、購入者が独自のカスタマイズを施すことも可能だ。

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多くのメタバースプラットフォームでは、多種多様な仮想空間をユーザーが自ら制作することができ、仮想空間には3D素材のインテリアを配置できるが、データが軽く質の高い3D素材を自作するにはスキルと手間がかかり、購入するとなっても市場に少ないのが現状だった。

「オカムラデジタルコレクション」は、製品の製造過程で使用する既存の緻密な3Dデータをメタバース空間に最適化し、データが軽く質の高いデジタル家具を実現。造形だけでなく、機能、オプション、カラーバリエーションなどの細部についても現実の製品を再現している。

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ユーザーは自身が制作するメタバース上のマイルームやバーチャルオフィス、共創空間などのさまざまな空間に3Dデータを設置できる。Vtuberが配信する際のスタジオ背景、漫画家やイラストレーターがオリジナル作品の背景3Dモデルなどにも利用できる。

さらにユーザーは、独自のカスタマイズを施したりすることが可能。「オカムラデジタルコレクション」製品をもとに独自のカスタマイズを施し、SNSに公開し、知人や友人、ファンとのコミュニケーションを創出するツールとして使用も可能だ(再配布・販売は禁止)。

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価格は「コンテッサ セコンダ」3Dデータが2,300円(カラー14色)、「サブリナ」3Dデータは1,400円(カラー14色)、「ストライカー シーティング」3Dデータは860円(カラー3色)となっている。

販売場所
創作の総合マーケットサイト「BOOTH」 オカムラページ
https://okamura3d.booth.pm/

ニュースリリースはこちら

Top Image : © 株式会社 オカムラ

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