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2024.11.20

知財ニュース

スマホで簡単ジャンプ測定、慶應大とS-CADE.が高精度ジャンプ力測定アプリ開発

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株式会社S-CADE.は、慶應義塾大学体育研究所(大学院健康マネジメント研究科委員)の稲見崇孝准教授らの研究チームと共同で、スマートフォンのアプリで簡単に高精度なジャンプ力測定ができる「修正滞空時間法」を開発し、Apple OSアプリ「JumpEye」に実装したことを発表した。

機器従来のジャンプ力測定には、高精度だが扱いが難しい機器・地面反力計を用いる「力積法」と、手軽に測定できるが精度に課題のある「滞空時間法」があった。後者は最大10cmの過大評価が生じる可能性が指摘されていたが、今回の研究では、この課題を解消し、力積法に匹敵する精度でジャンプ高を測定できる手法を開発したという。

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具体的には、スマートフォンのハイスピードカメラでジャンプを撮影し、股関節部分(大転子)の位置変化をもとに滞空時間を計測する「修正滞空時間法」を開発。実験の結果、従来の方法より正確なジャンプ高の測定値が得られ、力積法との高い相関関係も確認された。

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両者は今後、今回開発した「修正滞空時間法」を、様々な種類のジャンプ動作にも適用できるか検証を進める予定。この技術により、スポーツ現場でのパフォーマンス評価やコンディショニング管理がより正確に行えるようになり、アスリートの能力向上に貢献することが期待されている。

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Top Image : © 株式会社 S-CADE.

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