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2022.04.21

知財ニュース

東京都教育委員会、2022年4月から都立全校にAdobe Creative Cloud Express導入

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アドビ株式会社は、東京都教育委員会が全都立学校(高校・中等教育学校・附属小学校・附属中学校・特別支援学校)を対象に、2022年4月よりAdobe Creative Cloud Expressの利用を導入したことを発表した。これにより、都立学校の生徒児童の約16万人および教職員約2万人が学校や自宅のデバイスで、アドビ社のデジタルクリエイティブツールを活用できるようになった。

デジタル化の急速な進展とともに、ITを活用できる人材がさらに求められる社会情勢を背景に、学校教育のデジタル化の拡充は一層重要度を増している。小中学校ではGIGAスクール構想によりデジタルを使った学習が進められる中、高校生の学びに適したデジタル環境の検討と準備が喫緊の課題となっている。

そこで東京都教育委員会では、より実社会につながる学び・デジタルを活用して表現し、コミュニケーションする力を身につけられる学習環境充実策のひとつとして、アドビの最新のクリエイティブツールで、小中高校向けに全世界で無償提供されているAdobe Creative Cloud Expressの採用を決定した。

採用にあたっては、すでに都立学校全校がMicrosoft 365 for Educationを導入しており、アドビのCreative Cloud製品がシングルサインオンでスムーズに利用できることも評価された。

Adobe Creative Cloud Expressは、直感的な操作で魅力的なビジュアルコンテンツが楽しく簡単に製作できるクリエイティブツールで、小中高校向けには無料で提供されている。小中学校GIGAスクールデバイスでは、全国の4人に1人以上の児童生徒がAdobe Creative Cloud Expressを利用できる環境で学んでいるという。

主にテンプレートを活用したグラフィック作成、コーディング不要のWebページ制作、簡単に音楽やナレーションがつけられる動画作成の3つの機能があり、学習のまとめやプレゼンテーションなど児童生徒のアウトプットのある学びに最適だ。米国の児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)準拠や、画像や動画のセーフサーチ機能など安全性にも配慮されている。

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Top Image : © アドビ 株式会社

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