Amazonは米国時間4月16日、「Amazon Music」でAIによってプレイリストを作成する新機能「Maestro」の提供を発表した。広告付きの「Free」プラン、「Amazon Prime」加入者向けの「Prime」プラン、そして空間オーディオなどに対応する「Unlimited」の3つのプラン全てが対象。

新機能は最初に米国で、「iOS」版および「Android」版を利用する一部のユーザーを対象に、ベータ版としての提供が開始される。

この機能はSpotifyの新たな「AI Playlist」と同様に、テキストや絵文字をプロンプトに利用できる技術が搭載されている。即興で提案されたプロンプトから1つを選んだり、絵文字や感情、アクティビティに剃った絵文字を選ぶことで、AIプレイリストジェネレーターの「Maestro」が最適なプレイリストを簡単に作成する。

作成したプレイリストは保存したり、共有も可能だ。攻撃的な言葉や不適切なプロンプトをブロックする仕組みも実装されているという。

Amazon Musicは1億曲以上の楽曲を提供するストリーミングサービス。Amazonは同技術について、「新しいものであり、最初から正しく動作するとは限らない」と説明している。

プレスリリースはこちら

Top Image : © Amazon